◆膠着・拮抗・牽制・紆余曲折の3期◆

◆膠着・拮抗・牽制・紆余曲折の3期◆

■法則は死なずの立ち上がり
FHというゲームを通しての傾向なのか「前期で初国王建国が目立つと、その次はベテラン建国が目立つ」という法則がよく見られる。建国好きのベテランが2期連続建国を避ける為に飛び飛びになるから・・・という説もあるが、真実はさておき、
今期の立ち上がりは7国中、初国王は1名のみという、国王デビューの多かった前期と比較として「勝手知ったる国王」が多い立ち上がりとなった。


■拮抗状態が生み出すライバル関係
戦力の拮抗は、毎期囁かれる裏テーマの一つだったが、「突出した国家の存在」が特徴だった前期と比較して、今期は狙ったかのように「戦力が分散され、各国拮抗」という状況に。
戦争時の勝敗は展開や環境のちょっとした差に左右されるため、おさかな国やアルコール国といった国が早々に姿を消すことにはなったが、焼鳥国VS祭野国などは何度ぶつかっても互いに引き分けるなど、序~中盤戦におけるほどよいライバル関係を築くなど、なかなか緊張感のある乱世状態を形成した。

【2011年3月9日】祭野国のぷりもーにより金太守って王国が滅ぼされる。
【2011年2月17日】ひぐらし物産国のかいるんによりアルコール王国が滅ぼされる。
【2011年1月15日】祭野国のとらにゃあにより月陰国が滅ぼされる。
【2010年12月14日】焼鳥国の無呼によりおさかな天国が滅ぼされる。


■合併目的の連続中途建国という試み
ALAKANサイト通してもおそらく初の試みでは?という動きが。
所属国が滅亡し無所属となっていたプレイヤー2名がそれぞれほぼ同時に無所より宣戦布告、領土を確保すると建国を行った。
直後に片方が片方に布告、一瞬にして「領土2を保有する中途新国家」が誕生した。
この2名が1期登録からの経験豊富なベテランプレイヤーであること、一連の流れのスムーズさを見るに、「予定された結果」である可能性が高い。
無所属からの侵略の特性上「中途建国はどうしても1領土スタートになる」という常識を、やり方次第ではそんなこともないよ?と示して見せた、非常に面白い試みであった。

【2011年3月11日】こっぺぱん国の雀神楽により肉球啼㎎騰国が滅ぼされる。
【2011年3月11日】雀神楽によりこっぺぱん国が建国される。
【2011年3月11日】でじたぶるくまにより肉球啼㎎騰国が建国される。


■三国志+1の果て
焼鳥国、祭野国、ひぐらし物産国と、戦力的にはどこが生き残ってもおかしくない三国志(+こっぺぱん国)状態が長く続く。
1国VS1国の戦争はときおり発生するも決定打のない引き分けが続き、なにか大きな動きが必要なのでは・・・と各国が考えはじめた頃、水面下での働きかけが実を結んだのか、全国同時戦争が実現。
互いに互いを食らい合う激しい攻防の果て、ついに焼鳥国が力尽きる。
だか、それは同時に大量の無所属者発生を示し、猛者揃いの元焼鳥国(+元こっぺぱん国)所属者の動向が天下を決めかねないという、FHにおける王道的クライマックスの訪れでもあった。

【2011年7月6日】ひぐらし物産国の木霊 西瓜により焼鳥国が滅ぼされる。
【2011年7月5日】ひぐらし物産国のindigoによりこっぺぱん国が滅ぼされる。


■2部制という決着
幾度かの前哨戦(戦争引き分け)を経て、ひぐらし物産国が「夜→昼2部制戦争」という新しい試みに着手。そして見事、1部目(夜3時間)ではつかなかった決着を2部目(昼3時間)で迎えることとなる。
祭野国の勝利、天下統一という形によって・・・

【2011年7月31日】祭野国が世界を統一する。
【2011年7月31日】祭野国の趙雲によりひぐらし物産国が滅ぼされる。


☆総評☆

終わってみれば9ヶ月という長丁場だった今期。特に大きな仕様変更もなく、仰天するような戦術・戦略を披露するような野心家も現れず、いい意味で安定した、悪い意味で刺激の少ない期だったといえる。
だからこそ最終的な勝利者となった祭野国の「安定した強さ」が目を引いた。
人を集め、個々の能力を磨き、安定したイン率を確保し、無理な仕掛けはせず、最終的にはきっちり勝ちきる。
また、3期最強と呼んでも遜色ないと思われる「祭野国エースキャラの驚異的安定感」も特筆に値しよう。

「基本が理想。最強への近道はやっぱりこれ」

これもまた一つの確かな真実。
 

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最終更新:2011年09月03日 23:28