マップ別戦略

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【マップ別戦略】


目次


総論

ここまではマップを問わない汎用的なセオリーを示してきたが、ここからはマップ特有の戦略を教えてやる。
だがその前に基本的な戦略として以下のことを頭に叩き込んでおけ。

各拠点ごとに展開できる車両は異なってくる。
例えば戦闘機を飛ばすには当然滑走路が必要なことくらいは貴様らの頭でも理解できるな?
ついでに戦車にも整備というヤツが必要なことくらい理解できると思う。
拠点の規模が小さかったり相応の設備が整っていない拠点には、残念だが軽車両しか展開することは出来ないぞ。

つまり大型の車両や戦闘機を展開できる拠点はそれだけ重要ということだ。
特に前線により近くなる拠点上の戦車や戦闘機を常に確保し続ける事は、相手の戦力を大きく削ぐことにも繋がる。
特に空母を本陣として戦うマップでは、戦車の総数が「3台しか」ないということも覚えておけ。
この3台全てを自軍が確保しておけば、まず間違いなく勝利は我々のものだ。

全てのマップで有効な戦略というのは、この「戦車の確保」ということだ。
これを更に発展させた戦術として「拠点の飼い殺し」が挙がる。

これは軽車両しか展開できない拠点1つを、あえて敵に制圧させ続け、
そこへリスポンしてくる敵兵に片っ端から大量の銃弾を浴びせてやるというロマン溢れる戦術だ。
敵は最後の拠点を制圧されまいとしてワラワラ沸いてきてくれる上に、まともな装備が展開できないと来ている。
敵は大抵、歩兵の対戦車砲で戦車に向かって反撃してくるだろうが、
戦車に釘付けになっている歩兵をライフル兵が始末するのは意外と簡単なものだ。
戦車にダメージが蓄積してきたら落ち着いて後退し修理するといい。
万が一破壊されるようなことがあっても、戦車が展開される拠点は我々が押さえてある。
貴様が持ってきた戦車が生まれた拠点にリスポンし、戦車の復活を待って復讐に赴くといいだろう。

また、敵が一ヶ所に固まってくれているということは、空爆のチャンスでもある。
戦車の展開される拠点の1つに、空爆要請のトーチカが置かれているということも覚えておくといいだろう。
拠点の防御に当たっている者は、タイミングを見ながら積極的に空爆を行うといい。

奴らが飼い殺されていることに気付く頃にはチケットは残り僅かだ、遠慮なくとどめを刺してやれ。
飼い殺す拠点の理想的な条件として、
「軽車両しか展開できない」・「歩兵が隠れ易いバンカーなどが少ない」・「敵本陣も射程内に入る」
以上の3点が挙がる。
だがこだわり過ぎは厳禁、何事も臨機応変が大切だ。

また、開始直後は各々の判断力が問われる局面でもある。
味方がどこに向かおうとしているか、なにをしようとしているか、
的確に読み取り、戦局を見極め、いま自分が何をしなければならないかを常に考えて行動しろ。


ウェーク島

体験版でもチュートリアルでもおなじみのマップだ。
別名「大鳥島」、リザルト時のオペレーターは「オトリジマ」と呼んでいる。

まず、開始直後に戦闘機に乗ったなら、飛行場にパラシュート降下して先に制圧することをおすすめする。
そして、そこに涌いてきた戦車に乗り込んで、最速で周辺の拠点を制圧、もし敵に遭遇したなら倒して進んでいけ。
また、空爆基地(通称 便所 )を使って敵の上陸してきた敵兵をまとめてつぶす事で、敵の進行を遅らせるのも良いが、こちらの攻めも遅れてしまう。

戦闘機に乗ったものの、相方が飛行場へ盲進するようなら、貴様には2つの選択肢がある。

もし貴様が戦車の操縦に熟達していると豪語するなら、迷わず農村か信号所(敵に最も近い拠点)へパラシュート降下するといい。
敵の行動力にもよるが、大抵は先に制圧を完了することが出来るだろう。
制圧が完了したら迅速に戦車を確保しろ。
そしてやって来た敵歩兵に自慢のぶっといモノを見せ付けてやれ。
もちろん相手もバカじゃない。
建物に隠れながらも無反動砲やグレネードをを貴様のケツに叩き込もうとしてくるだろう。
だが、それを正面で受け止めるだけの腕を持っているなら心配することは無い。
レンチをキコキコ回して応急修理しつつ、敵を排除してやれ。つまり歩兵装備を忘れるなよ。

二つ目は、敵軍の進行妨害だ。
戦車の腕に自信が無いなら、上陸前のボートを機銃で沈めていけ。
ただし、ボート機銃は案外強いから、打ち落とされないように気をつけろ。

戦車の腕にも、機銃の腕にも自信が無いなら・・そもそも戦闘機に乗るな。
これは大事なことだから脳ミソの隅々にまで焼き付けておけ。戦闘機は貴様らの遊び道具じゃない。

ボートに乗ったのであれば、三日月の先端付近にある自陣側の拠点を目指せ。
この時、三日月の先端にある車両よりも、拠点の真下に位置する海岸に揚陸し、走った方が早い。
最も早く登れる海岸を研究し、覚えておくといいだろう。戦場ではスピードが命だ。

拠点を制圧したら車両が出てくるはずだ。
貴様が歩兵なら戦車に、ライフル銃兵なら軽車両に乗って次の拠点へ向かえ。
なに?自分は偵察兵だと?
ならば旗の近くや建物内に爆薬を仕掛けてその辺にでも隠れてろ。
運が良ければ裏取りを狙った敵兵が来てくれるかも知れんな。
ただし、貴様がそうやって油を売っている間に、味方の戦力が減衰していることを忘れるな。

中盤以降は戦車で敵をなぎ倒しながら進むことで比較的簡単に制圧が可能だ。
その際は、歩兵に囲まれないように注意しつつ、相手を一人一人確実に始末していけ。
また、この作戦は歩兵で行った方がいい。攻撃を受けても、後退して回復することができるからだ。
歩兵を一人連れてくるのも良いが、敵兵にやられやすい状態になるため、つれていっても足手まといになる可能性がある。

ウェーク島では飛行場・信号所・農村に戦車が展開される。それぞれの拠点に1台づつだ。
序盤から中盤にかけては、この3つの拠点を制圧することだけを考えろ。
特に、戦車と戦闘機が展開される飛行場は激戦区なので、旗付近に爆薬を仕掛けておいても良い。
最初に述べた通り、戦車を全て自軍の指揮下に置いておくことは、戦局を有利に運ぶための重要な要素だ。

終盤は、時期を見計らって「飼い殺し」に持ち込め。
「飼い殺し」に有効なマップは、軽車両しか展開できず、比較的見晴らしもいい「AA村」だ。
ビーチも軽車両しか展開できない拠点ではあるが、傾斜もキツく、中心のバンカーが曲者なのでイマイチ上手くいかない。

一方、AA村の場合は建物は多いものの、それら全ては空爆や戦車の主砲で粉砕できるし、
バンカーは2つあるものの、使えば有利かと言えばそうでもない。
なにより、リスポンした敵兵が遠目からでも一目瞭然な状態を作れるだけに、
早期のリスキルが可能なばかりか、空爆による一掃も期待できる。

無論のことだが、終盤になっても拠点の奪い合いが激しいというケースもある。
いくらこちらの火力が勝っていても、攻めと守りの役割分担ができていないと厳しいだろう。
裏取りには常に気を配れ。不審な戦闘機を見かけたら、そいつは裏取りを狙った落下傘部隊だと思え。
特に飼い殺し中は、AA村から遠い「信号所」が手薄になりがちなので、ここに戦車を一台配備しておくのがいいだろう。



硫黄島

製品版へようこそ、海兵。
ここからは、チュートリアルでマップを研究するといったことができない、真の戦場となる。心してかかれ。

まず戦闘機に乗れたものは、お互いの空気を読みながら分散し、飛行場、及び、擂鉢山(すりばちやま)へ向かえ。
この2つの拠点は硫黄島に於ける最重要拠点だ。
飛行場には戦闘機・空爆要請のトーチカ・そして戦車が「2台」も配備される攻撃の要だ。
擂鉢山には戦車と軽車両が1台づつだが、山頂に設置されているバンカーには固定機銃が計2門、
剥き出しながらも塹壕に守られた固定機銃が1門、計3門の機銃が設置されており、
山頂には高射砲も2門設置されている、難攻不落の要塞だ。

飛行場に向かった者は、出来るだけ旗の置かれている建物の2階に降下しろ。
ここには対空砲が設置されているので、敵の戦闘機がのんびり遊覧飛行に興じているようなら、コイツで撃ち落してやればいい。
あえてぐずぐずしているフリをみせ、敵が降下したら降下する戦法も有効だ。相手の方向がわかるので背後を簡単に取れる。
敵のパイロットが降下してきても慌てるな。
こちらが2階を押さえておけば、敵に制圧されるということは、まず無い。
ありがちなのは、2階と1階に分かれ、お互いに硬直状態になってしまうことだが、
貴様が2階にいるなら、ブルーのガラスが見えるはずだ。
そいつを破壊して、下にグレネードを投げ入れてやればいい。
相手は爆風から逃げる為に建物を出るかもしれないし、場合によっては2階に上がって来ようとするだろう。
だが、2階に上がる階段は一つだ。
慌てず、騒がず、登ってきた頭を撃ち抜いてやれ。

擂鉢山に向かった者は、必ず山頂に降下し、迅速に拠点を制圧しろ。
敵の戦闘機もやってくるだろうから、適切に応戦して排除するんだ。
首尾良く制圧できたら、すぐさま戦車に乗って、敵の歩兵部隊を待ち構えろ。
鬼畜米兵なら漁村側から、バンザイ猿なら山の裏手や側面から登ってくるだろうから、
そちらを特に警戒して、絶対に我等の御旗を降ろさせてはならない。
レーダーを見れば真っ白な船のアイコンで敵がどっちから攻めてくるかだいたいわかるはずだ。
ケツだけはそっちに向けるなよ。

ボートに乗った者は以下のように分散して手際良く行動する必要がある。
諸君らが栄誉ある海兵隊なら、一隊は漁村へ、もう一隊はバンカーへ、そしてもう一隊は擂鉢山裏手へ向かえ。
諸君らが一億玉砕の精神を持つ大日本帝国海軍の勇士であるなら、一隊は擂鉢山へ、残りの者は灯台経由で飛行場方面へ向かえ。

飛行場と擂鉢山を押さえたら、じわじわと中央に向かって順次制圧して行くのがベターであろう。
序盤は擂鉢山や飛行場の取り合いが続きがちだが、落ち着いてくれば中盤戦の始まりだ。

中盤以降、特に気をつけたい拠点は灯台とバンカーだ。
灯台はかろうじて建物があるが、バンカーには身を隠す建物が無いばかりか、
戦車の侵入を阻む坑道が掘られており、よほどの熟練で無い限り、坑道にはまって無様な姿を晒す戦車兵が多発するだろう。
また、運良く旗の下へ戦車を推し進めたとしても、ここには敵の偵察兵が仕掛けた爆薬が置かれているケースが高い。
一度や二度の死にも臆さない強靭な精神力もさることながら、敵の偵察兵を早期に発見・排除する索敵能力も求められるだろう。

尚、無様に坑道にはまってしまった哀れな戦車兵にも救済方法がある。
前後どちらでも構わないから、邪魔な建物が無い方向へ向けてフルスロットルで加速しろ。
やがて坑道の曲がり角に差し掛かるだろうから、そこで貴様の自慢のモノを進行方向と反対に向けてぶっ放せ。
一度で失敗しても、二度、三度と続けるうちに、やがては戦車本来の雄々しい姿を取り戻すことが出来るはずだ。
この時、自分の主砲で負った傷は、自己責任としてレンチをキコキコやって直しておけ。

このマップでも、当然「飼い殺し」が可能だ。
有効な拠点は「漁村」並びに「灯台」となる。
「灯台」に首をかしげる者もいるだろうが、まぁ聞け。

このマップは縦長のマップを挟むように、お互いの空母が布陣している。
つまり、沿岸から空母までの射線がしっかりと通っているということだ。
これは敵空母への直接攻撃が可能ということでもあり、
全拠点を制圧した後、沿岸に戦車を並べて、しこたま撃ち付けるという荒技が成立するということでもある。

これを踏まえると、敵空母が見通せる拠点を飼い殺した方が、より敵の逃げ場が無くなるという事なのだ。
つまり、日本軍なら「漁村」を、海兵隊なら「灯台」を、飼い殺し拠点として選定することになる。

「漁村」の場合は、隠れ場所も皆無に等しく、擂鉢山からの固定機銃も活用できる為、容易に飼い殺すことができるが、
傾斜がきついので戦車による攻撃が少々難しくもある。
この為、拠点への射撃に戦車を導入する場合は、「バンカー」側から海岸を進み、少し距離を取った状態で撃ち付けるといいだろう。
同時に、米兵が狙い易い「バンカー」を目指すボートの駆逐にも一役買ってくれる。
残りの戦車は、空母やボートへの砲撃をメインに、しぶとく登ってきた歩兵を機銃で迎えてやるといいだろう。
ただし、擂鉢山の裏手へ回られやすいので、取り逃がした歩兵は迅速に追って確実に排除しておけ。

「灯台」の場合は、平たんな場所に位置する為、戦車による一斉射撃が効果的だ。
擂鉢山からの固定機銃や、灯台頂上への牽制も込めてスナイパーも有効だろう。
ただし、ボートや戦闘機への対応が疎かになりがちなので、擂鉢山の頂上、もしくは斜面辺りに、戦車を一台配置しておくといい。
更に、灯台の裏手が歩兵に有利な傾斜ともなっている為、ライフル銃兵も巧く立ち回ってほしいところだ。
特に斜面に隠れながら飛行場を目指す敵兵も多く見られるので、飛行場方面を塞ぐ形で包囲したい。
空爆も大いに活用していくといいだろう。

両方とも、制空権は擂鉢山と飛行場の対空砲で確保することになるだろう。
この時、攻撃の要である飛行場があっけなく陥落してしまいがちなので、
対空砲射手は、拠点への攻撃に最大限の注意を払っておく必要がある。

硫黄島ではマップが縦長ということもあり、意外と裏取りが多発しやすいマップでもある。
この為、中盤以降は拠点の奪い合いが激化し、そのまま終盤戦へ突入して行くケースも多く見られる。
戦局を見極め、迅速・適切に行動せよ。


ガダルカナル島

本陣が地上に展開されている唯一のマップだ。
開始直後に貴様らが分担して行わなければならない作業も一番多いから、しっかりと頭に叩き込んでおけ。

まずは戦闘機に乗れた者は、お互いの空気を読みながら、農村・前哨基地へそれぞれ向かえ。
農村に到着した者は、迅速に拠点を奪取し、すぐさま戦車を確保しろ。
戦車を確保したら、尾根の麓まで赴いて、敵戦車を待ち構えておくといい。

一方、前哨基地へ向かった者は迅速に制圧を完了し、味方の軽車両部隊を待て。
味方が呑気でない限り、おそらく制圧が完了するかどうかくらいに現れるはずなので、
首尾良く合流できたら、すかさず爆撃準備にかかれ。
敵は前哨基地と農村を繋ぐ街道を目指す形で進軍を続けているだろうから、
敵影を確認しながら、街道上を基点に爆撃してやると、多くの車両を吹き飛ばすことが出来るはずだ。

本陣で軽車両に乗った者は、もうわかっているな。
最短距離で前哨基地を目指せ。
上記の通り事が運んだら、爆撃中の味方をしっかりサポートするんだ。つまり拠点の防衛だな。
敵は爆撃開始のログを確認次第、前哨基地へなだれ込んでくるだろう。
そこを、配備された戦車に乗り込み、返り討ちにしてやるといい。

農村へも軽車両で駆けつけるのを忘れるな。
農村へ到着した歩兵は、おそらく戦車を追い抜いて、戦闘機から降下したパイロットと合流できているはずだ。
パイロットが戦車を確保しているのを確認したら、貴様は戦闘機に乗り込み大空へとはばたけ。
そうだ、貴様は戦闘機による爆撃・制空権の確保が仕事だ。

本陣で戦車に乗り込んだ者は、農村方面から味方の援護を目的として行動せよ。
特に序盤の農村は、敵と鉢合わせることも多いので、戦闘機・軽車両の強襲部隊が華々しく散ってしまうことも決して少なくない。
万が一、味方がやられていた場合は、貴様ら戦車部隊が迅速に農村を取り戻すよう最善を尽くせ。

それ以外の歩兵は、空気を読みながら臨機応変に行動しつつ、時期を見計らって山に登れ。
ガダルカナルは山岳地帯が広がり、歩兵による狙撃が最も有効なマップでもある。
貴様の兵科が「歩兵」なら、山頂から眼下の戦車へ向けて対戦車砲を乱射するのもいいだろう。
ライフル銃兵なら銃撃に加えてライフルグレネードも活用して行くといい。
だが、登りっぱなしはご法度だ。
貴様がそこで如何に戦果を上げていようと、拠点の攻撃・防衛が疎かになっては本末転倒だ。
山を降りるのは怖いかも知れんが、勇気を出して降りてみろ。そこは銃弾飛び交うパラダイスさ。

ガダルカナルは、尾根を中心として十字に拠点が配置されている。
この十字の、前哨基地・尾根・農村の3拠点を繋ぐラインが激戦区であり、最終防衛線と心掛けろ。
このマップでは農村・前哨基地にそれぞれ1台ずつ戦車が配置され、それらが対角線上に位置していることから、
自然とこの2つの拠点を繋ぐラインが最前線となり、この2拠点を取られると苦戦は必至となるだろう。

このことから、ガダルカナルでは裏取りがそこまで有効な戦術ではなくなっているのが現状だ。
裏取ったとしても、自ずとその拠点は放送用バンカーか燃料貯蔵庫となり、
軽車両しか展開されないこの2拠点に、戦略的意味合いは薄いと言える。

つまり、飼い殺しに関しても、少々定石が通用しないところがある訳だ。
このマップに於ける飼い殺しに有効な拠点は、尾根だ。

尾根は先に述べた通り、戦車が展開される拠点2ヶ所に挟まれる格好となっている。
この2方向からの砲撃には、いくら精強な兵士といえども、苦戦を強いられることは避けられないだろう。
加えて、本陣からの戦車2台で燃料貯蔵庫・放送用バンカーの2方向からも撃ち込んでやれば、4方から囲むことも出来る。
特に農村と前哨基地を繋ぐ街道の放送用バンカー側の丘は、尾根全体を見渡せる絶好の砲撃ポイントとなっている。

また尾根の近くには、絶好の撃ち下ろし攻撃ポジションとして使える山が隣接し、
建物のすぐ脇には岩山がそびえ、ここから拠点へのグレネード乱投が実に効果的でもある。
敵本陣の最寄拠点が少々手薄になりがちだが、戦車を一台配置し、尾根への砲撃と拠点の哨戒を同時に行っておくことで問題無いだろう。

ただし、このガダルカナルでは「本陣にも戦車が展開される」ということを忘れてはいけない。
本陣に2台、拠点2ヶ所に1台ずつ、このマップでの総数は実に6台に上る訳だ。
他マップと比較して、単純に倍の数の戦車が闊歩することになる。
これを全て自軍の手中に収めてみたくは無いかね・・?

そうだ。このマップに於ける必勝戦略とは、本陣の機能を停止させることにある。
簡単に言えば、敵の戦車全てを鹵獲してしまうということだ。
可能なら戦闘機も奪ってしまっていいだろうが、そのまま遊覧飛行に興じるだけなら貴様はただの邪魔者だぞ。
巧く立ち回る自信が無いなら、戦闘機は対空砲で解決してもいいだろう。

戦車は1台奪っておくだけでも大きく敵戦力を減衰させることが出来るので、中盤以降辺りからでも積極的に狙って行きたい。
ただ、首尾良く戦車を鹵獲出来ても注意点はある。

まずは基本的なことだが、絶対に乗り捨ててはいけない。
乗り捨ててしまうと、一定時間後の自然爆破により、敵本陣に返却されてしまうということを覚えておけ。
また、鹵獲した戦車は絶対に破壊されてもいけない。
敵の対戦車砲を1発でも喰らったら、万全を期して後退し、完全に修復しておけ。

鹵獲方法は意外と単純なもので、時期を見計らって戦闘機による爆撃を装った空挺降下を行い、
全ての敵リスポン位置から死角となる建物の影などに息を潜めて、チャンスを伺っておけばいい。
戦車がリスポンすると、ミニマップ上に白色の戦車マークが現れるので、目視による確認も不要だぞ。
そして、乗り込むときは電光石火の如くかっさらえ。

もし全ての戦車を確保できたなら、飼い殺しは敵本陣で行ってもいいだろう。
その際は、敵本陣付近の樹木、塹壕、建物などは、全て破壊しておくことが望ましい。
また仕様上の問題で、爆撃機による空爆が事実上不可能ともなるので、そこも留意しておけよ。


サンゴ海

制空権モードへようこそ、海兵。
奮戦に奮戦を繰り返した偉大なる先人達に感謝しながら、このマップを大いに楽しんでくれ。

サンゴ海はルール自体が特殊なマップだ。
ここで認められる戦闘方法は「戦闘機による攻撃」のみだ。
間違っても、自空母から対戦車砲や銃撃で応戦しようなんて思うな。
対空砲もあるが、基本的に貴様のスコアにも、戦績にも、チームの勝利にも、なんの影響も与えないから使用は控えろ。
尤も、自空母の周りを敵機がいつまでもうろついているようなら、この限りではない。

戦闘機が苦手だからと言って、敵空母へ降下し、リスキル祭りに持ち込もうなんてのも考えが甘いぞ。
何度も言うが、ここで認められる戦闘方法は「戦闘機による攻撃」のみだ。
相手への嫌がらせにはなるだろうが、自軍のプレイヤーにとっても、獲物を「無駄に」かっさらわれるのは、心地の良いものではない。

機体が悲鳴を上げるとパラシュートで逃げ出したくなるチキン野郎もいるだろう。
だが、空母の甲板以外の場所に足をつけることは、即、自殺扱いとなるので、これもやめておいたほうがいい。
自殺は、自分のスコアを下げるばかりか、チームのチケットも減らしてしまう忌むべき行為だ。
敵にとっても、せっかくの獲物に「無駄に」逃げ出されては迷惑この上ないだろうし、
そもそもゲーム自体の興を削いでしまうことにも繋がりかねない。
どんなに危機的状況に陥ろうが、それは貴様の操縦技術の幼稚さが招いた結果だ。
おとなしく撃墜されてやるようにしろ。

ただし、「無駄に逃げる」のと「勇気ある撤退」は大きく異なるものだ。撤退は「未来への進軍」とも呼ばれる。
敵機に追い回されて機体が悲鳴を上げる前に、適度に自空母へ帰還することを忘れるな。
空母の甲板上スレスレを滑空するだけでも、機体のダメージを優秀な整備班がキレイに直してくれる。これは神技の域だ。
ただし、自分が帰還することは当然前線の兵力が減衰することにもなるので、タイミングには注意を払えよ。

制空権にも気を配れ。
コンクエストと同様に、この制空権モードにも拠点のような概念として「制空権」が存在する。
だが、上空で静止し続けるというのも意外と難しいものでもあり、静止していれば、当然、蜂の巣にもなりやすい。
制空権を確保する際は、大きく円を描くように旋回しろ。縦に上昇するよりは、全面投影面積を減らせるだろう。
また海面スレスレを速度を落として飛行するのも、意外と効果的だ。

ここでは戦術よりも、個々の飛行技術がカギと言える。
あえて言うなら、味方の援護に気を配れ。
追い回されている味方機を見つけたら、追い回している敵機の後ろに回り込み、今度はこちらが追い回してやるといいだろう。

機銃を撃つ時は弾速に気を配れ。
高速で旋回する敵機に向かって、ただ真っ直ぐに射撃していては当たるものも当たらない。
距離にもよるが、概ね敵機の鼻先辺りを目掛けて撃っていれば、今までが嘘のように当たってくれることだろう。
勿論、直線に並んで追い回しているのなら、そのまま相手のケツに向かって正確に撃ち込めばいい。

好みはあるだろうが、機銃は一人称視点で行うと正確な射撃が可能になるので、出来るだけ一人称視点での操縦に慣れておけ。
旋回したり、アクロバティック飛行を行う際は三人称視点に切り替えろ。酔い潰れても、だれも介抱なんかしてくれんぞ。
随時、的確に視点を切り替えることを忘れるな。

あとは、何より飛行技術の向上を図れ。
ここで飛行技術を磨いておけば、コンクエストでも大活躍できることは間違い無い。健闘を祈る。


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