俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない12


俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第059回

 性交をしないで四日目、木曜日ともなると桐乃は朝から不機嫌だった。ちょっとしたことで睨む、怒鳴る、物を叩きつけると言った具合で、以前の態度そのものだ。何かストレス発散の方法でも考えてやろうと思い、俺は麻奈実を金曜の夜から日曜日の朝まで桐乃の部屋に泊めることにした。幸い麻奈実の家族には信頼されているので無理な話ではない。
 二人は初対面ではないが、ほとんど話したことはなく、いずれ並べて楽しむためにも親睦を深めさせ、桐乃には麻奈実相手に愚痴でも言わせて鬱憤晴らしをさせてやるつもりだった。桐乃が一方的に麻奈実を嫌っていることは知っていたが、説得すればいい。そう思って話したところ、桐乃は不貞腐れながらも俺の案を了承した。ついでに麻奈実とも肉体関係があることを話し、今後も関係を続けることを認めさせておいた。麻奈実も桐乃とは仲良くしたいとの事で、二つ返事で家の了解を取ってきた。
 金曜日の夜には三人で食事をし、個別に風呂に入って就寝となった。二人は多少ぎこちないものの、それほど険悪な雰囲気でもなく、俺は桐乃と麻奈実との3P時に何をするかを考えながら、自室で安らかな眠りに就いた。
 そして土曜日の朝。料理上手な麻奈実に朝食でも作ってもらおうと、桐乃の部屋のドアを開けた途端、俺は異様な光景に出くわした。
「いい気になって泊まりにくるなんて、バッカじゃないの? 聞いてんの? ねえッ!」
「おらおらおらおらっ、もっとケツ振れ、この雌ブターっ! お兄ちゃんに色目使いやがって、調子に乗ってんじゃねえぞっ、判ってんかっ、こらァ!」
「んぎびあぁ……ごめんなざいぃ……あぎびぐあぁ……ごめんなざいぃ……」
 いつの間にか加奈子が来ていて、ベッドの上で桐乃と共に裸の麻奈実を嬲っていた。桐乃はショーツ一枚の姿でペニスバンドを着け、四つん這いになった麻奈実の菊門を後ろから責め、加奈子は全裸で同じくペニスバンドをつけてベッドに仰向けになり、麻奈実の膣を突き上げている。見ると、麻奈実の両手首には縄が結ばれており、ベッドの支柱へと繋がれていた。縄と二つのペニスバンドは、先々のあやせ攻略用にと予め二人に渡しておいたものだ。
「……おい」
「あれ、来てたんだ? 朝ご飯? もちょっと待ってて」
「あっ、お兄ちゃん、おっはよ~ん。一緒に遊ぼ」
「はぎゃあぎあっ……だじげでぇ……ひぐがばああっ……ぎょうぢゃんだじげでぇ……」
 三者三様の答えが返ってくる。桐乃と加奈子は淡々としているが、麻奈実は泣き顔で息も絶え絶えだ。とは言え、試しに近寄って覗き込んでみると、両乳首は目玉クリップで挟み潰されていて勃起状態は不明だが、陰核は包皮から突き出して大きく勃起し、淫裂からは愛液をダラダラと垂れ流している。
「桐乃、加奈子、何やってんだよ」
「だってさぁ、ねえ、加奈子」
「そうそう、この雌ブタ生意気なんだも~ん。こんな身体しやがって、加奈子に対する嫌味かッ! おらッ! このぶよぶよとデカ尻は嫌味なのかよッ! 謝れッ!」
「んぎひゃあげはぁ……ごめんなざいぃ……あひあひぃへあっ……ごめんなざいぃ……」
 まあ、相性はいいのかも知れない。意地悪そうに笑う加奈子はともかく、桐乃はすっきりとした顔をしているし、苦悶に顔を歪めている麻奈実も快感を得てはいるようだ。いつかは調教を桐乃と加奈子に任せるつもりでいたし、麻奈実に実妹との関係を説明して納得させる手間も省けたし、別にいいか。
「じゃあ、加奈子の分も朝飯作っとくから。程々にな」
「えっ? ご飯作ってくれんの? あたしの当番の日なのに? 混ざんないの?」
「お兄ちゃ~ん、加奈子としようよぉ。今日は泊まれるよぉ」
「ぎびあがあっ……ぎょうぢゃんだじげでぇ……んごぐげはあっ……だじげでえぇ……」
「何が、た・す・け・て、だっつーの。こんなにオマンコ汁漏らしちゃってさ。ほらッ!」
「おらおら、何回イったか言ってみろや、あァ? おらっ、言えッ!」
「あぎあぐがはぁ……じうなながいでずううっ……んごはぎああっ……じうなながいいいぎまじだああっ……うがぎびあがああっ……もぶ許じでぐだざいいいいいっ……」
「飯の準備して喰ったら、用があっから出かける。夕方には戻ってきて混ざるから、それまでは好きにしろ。それと、クリップがまだあんならクリトリスにも付けて潰しとけ。但し、麻奈実を完全に壊すなよ?」
 そう言って部屋を出てドアを閉め、俺は朝食を作る為に階下へと向かった。


俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第060回-1

「やっぱり先輩は攻めが似合うと思うんですよね。受けは、あたしのクラスの男子です。ほら、ここ。こんな感じで男子を順番に犯していく先輩、激萌えです」
 先日のレンタルルームの中、瀬菜は嬉々とした様子で頼んでもいないイラストの解説をし始めた。昨晩、珍しく携帯に電話があり、暇ならば見て欲しいものがあると言ってきた時には何事かと思ったが、どうやら俺の手にしている数枚のケント紙を見せたかったらしい。そこには男同士が裸で絡み合う、俺としては吐き気を催しそうなイラストが描かれている。が、それは何とか我慢してもいい。我慢できないのはモデルが俺だということだ。当然、裸どころか想像上の陰茎まで描かれている。まさか瀬菜にこんなセクハラを受けるとは思っていなかったので、俺は一頻り唖然としていた。
「これはスキャナで取り込んで彩色して、あたしのHPで公開するつもりです。で、こっちは先輩のお尻にもバイブレーター入れてみました。ほら、ここです、ここ」
「……おい、瀬菜ちゃん」
「えっ? なんですか? もしかしてお尻に入れるの、プラグとかの方がよかったですか? まさか、受けがよかったとか? ダメですよ、先輩は攻めです」
 真剣な顔で言い放つ瀬菜を見ると、怒る気にも、この場で強引に犯す気にもなれない。素直に家で4Pをしているべきだった。
「……こういうの描く時には、俺じゃなくて赤城とかをモデルにしてくれよ」
 この精神的虐待から逃れられるのなら、赤城の立場を多少回復させてやってもいい。
「嫌ですよ、あんなの。大っ嫌いですから。描きたくもありません」
 拗ねた口調と不貞腐れた素振りを見ると、今では心底赤城のことを毛嫌いしているようだ。だが、不信感を抱くように計らったのは一週間前だ。事の展開が早過ぎる。
「どうした? 何かあったのか?」
「べ、別に何もありませんよっ。それよりちゃんと見てください。正直な意見が聞きたくて、こうして先輩にお見せしてるんですから。ほら、これも」
 少し焦った様子で、瀬菜はショルダーバッグからクリアケースを取り出した。中に入っているのは同種のイラストだろう。今のところは深く追求せず、話を合わせてやった方がいいか。望み通りに正直な意見を聞かせてやろう。


俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第060回-2

「チンポ」
「はひぃ?」
 俺の言葉に瀬菜は素っ頓狂な声を上げ、クリアケースから紙を取り出す姿勢のままで固まった。
「だからチンポだよ、チ・ン・ポ。これな、このイラスト、こっちもそうだけど、こんなチンポの奴なんかいないぞ? あとこっちのキン玉袋な、これじゃ狸だ」
「ちょっ、ちょっとっ、そんな言葉繰り返さないでくださいよっ!」
 瀬菜は顔を真っ赤にしながら俺を睨み付けてきた。てっきり腐女子ということで淫語は標準装備だと思っていたのだが、オプション追加の必要があるらしい。しかし、実際に描いておきながら今さら言葉で驚くか?
「じゃあ何て言えばいいのかな? 瀬菜ちゃんはいつも何て言ってんだ?」
「い、いつもなんて言ってませんっ。……そ、その、お、おちんちん、とか……」
「じゃあ、そのおちんちんな、イラストは上手いと思うけど、おちんちんに違和感があんだよな。正直に言うと、おちんちんが細長過ぎて触手みたいだ。まあ、こういうおちんちんが好きなら別にいいんだろうけどさ。おちんちん、ちゃんと実物を見たことあんのか? おちんちんの実物を」 
「な、何度も言わないでくださいっ。あ、ありますよっ、見たことありますよっ。その、あの、子供の頃に、父のとか、兄のとか……」
 そのまま瀬菜は言葉を詰まらせ、弱々しく項垂れた。このまま話を誘導し、俺の陰茎を瀬菜の眼前に晒してやることは可能だろうが、安易過ぎて面白味に欠ける。ここは少し赤城に対する負の感情でも煽っておくか。
「おちんちん、赤城に頼めば好きなだけ見せてくれるだろうに」
「あんな兄のなんか見たくありませんッ! 目が腐りますッ!」 
 眉を寄せ、怒りの形相を俺へと向けてくる瀬菜の様子からすると、やはり赤城絡みで何かあったようだ。まさか仕掛け中の別策が上手くいったとも思えないが、素直に話してこないのは言い辛い内容なのかもしれない。強引に聞き出すよりは、話題を変えた方がよさそうだ。
「おちんちん、HPやってるくらいなら、ネットで好きなだけ見られんじゃねえの?」 
「いちいち言わないでくださいっ。そりゃ、確かに写真でなら何度も見てますけど、描くとこう、何か違う気がして……」
「じゃあ、これが瀬菜ちゃんの理想のおちんちんなんだ?」
「べ、別に理想じゃありませんっ。って言うか、これならスルスルっと結腸の奥まで入りそうかなって……」
「どこまで入れる気なんだよっ!」
 我慢し切れずにそう突っ込んで、恥じ入る素振りの瀬菜の前で俺は笑った。


俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第061回

 瀬菜と別れて所用を済ませ、予定通り夕方に自宅に戻ると、桐乃たちによる調教は中休みの最中だった。麻奈実は桐乃のベッドの上でうつ伏せになり、身体をピクリとも動かさず、恍惚感に満ちた顔でうわ言を呟いている。
「はぁ……桐乃様ぁ……はぁ……加奈子様ぁ……」
 俺は未だペニスバンドを装着したまま傍らに立つ、二人の中学生に尋ねてみた。
「何回イかせた?」
「さあ? 五十回過ぎた頃からどうでもいっかって思っちゃって。加奈子、覚えてる?」
「加奈子も覚えてな~い。ごめんね、お兄ちゃん。本人に聞いてみよっか? おらっ、起きろッ! 起きろってんだよっ、雌ブタッ!」
 加奈子が尻を何度か蹴り飛ばすと、麻奈実は必死にだらしない顔を上げ、俺と桐乃、そして加奈子を見上げて嬉しそうに笑いかけてきた。
「はぁ……何でしょうかぁ……はぁ……加奈子様ぁ……はぁ……きょうちゃん……はぁ……帰ってたんだぁ……はぁ……おかえりぃ……」
「なに勝手に媚びてんのよっ! 馴れ馴れしくすんなっ!」
 どう見ても手加減せずに、桐乃が麻奈実の頬に二発の平手を喰らわせた。だが、麻奈実はうっとりとした顔で叩かれた頬を擦っている。完全に桐乃と加奈子に隷属しているようだ。元々麻奈実には被虐的な資質があったとは言え、一日足らずでここまで堕としたことに俺は少なからず感心した。
「おいこら、雌ブタ。お兄ちゃんのことを名前で呼ぶんじゃねえ。加奈子たちのお兄ちゃんなんだから、お前は今後、ご主人様って呼べや。お兄ちゃん、それでい~い?」
「……ああ」
 加奈子の態度の切り替えの早さに、俺は苦笑いしながら答えた。早々と加奈子を堕としておいたのは間違いではなかったようだ。桐乃以上に加虐的でありながら俺には従順で、その落差が何とも可愛らしい。
「はぁ……判りましたぁ……はぁ……加奈子様ぁ……」
「でな? テメエ、何回イったか覚えてっか? ちゃんとお兄ちゃんに報告しろや」
「はぁ……わたしが覚えてるのはぁ……はぁ……六十七回目までですぅ……はぁ……その後は覚えてませぇん……はぁ……申し訳ありませぇん……はぁ……ご主人様ぁ……」
 実際に聞いてみると、幼馴染にご主人様と呼ばれるのも悪くない。
「あァ? 使えねえブタだなぁ、テメエ。お兄ちゃん、どうしよっか? 少し身の程を判らせちゃう? 加奈子がお仕置きしよっか?」
「加奈子はセックスしてもらいなよ、あたしはできないから。その分、地味子によっく判らせとくから。でも明後日からはちゃんとしてよね、兄貴?」
 半裸の妹と裸の少女二人を前にして、確かに俺の陰茎は勃起しているが、正直、少し気を取り直してから始めたいところだ。
「まだ時間はあるし、まずは夕飯でも喰おう。その後、風呂に入ってから、桐乃はここで麻奈実と、加奈子は俺の部屋で。それでいいか?」
「ん、あたしはいいよ、それで。オチンポ見ちゃったら、我慢できなくなっちゃうもん」
「加奈子、お兄ちゃんとお風呂入りた~い」
「はぁ……判りましたぁ……はぁ……ご主人様ぁ……」






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最終更新:2010年05月05日 08:01
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