リアの初体験



リアの初体験



奇妙な違和感がして俺は目を覚ました。
目をあけて部屋を見るが、わずかな薄明かりが窓から染み込んできているだけで、俺の中じゃ朝とは呼べないような時間だ。
あ~~まだ全然起きるには早いじゃねえかよ。てかなんで起きたんだ俺。
「うっ……」
寝ぼけた脳みそに、俺を眠りから呼び起こした違和感が伝わってきた。
股間になにやらヌロッとした感触。
下半身に目を向けると、布団がこんもりと膨れあがってゴソゴソと動いている。
な、なんだぁぁ!?
ガバッと布団を剥がすと、
「ん、ちゅ。えろぉ……ぺろ……。ん? あ、起きちゃった」
「おまっ! な、ななななにを!?」
アメリカからホームステイに来ていたリア○二歳がそこに居た。
いや、居ただけじゃない。ズボンとパンツを引き下ろして、リアは俺のチ○ポを舐めていた。
「シ~~。まだみんな寝てるみたいだから大きな声出しちゃダメだよ、キョウスケお兄ちゃん。ちゅぷる、ぺろぺろ、ちゅっ」
ヒソヒソ声で俺に話しかけながら、なおも舐めるのをやめない。
小さな舌が、鈴口や裏スジを這い回るたびに快感を俺の頭へ送りつけてくる。
た、たまらん……じゃねぇっ!
「よ、よせって! どういうつもりだよおまえ!」
「ん~~? なんかね、暇だったからキリノのパソコンこっそり見てたんだ。んちゅ……。
 それでぇデスクトップに可愛いアイコンたくさんあったからクリックしたら、お兄ちゃんとこーゆーことする絵がいっぱい出てきて、ちゅぱっ、れろ……ちゅるる。そんであたしもキョウスケお兄ちゃんとしたくなっちゃたんだぁ、ニヒ」
「『したくなっちゃったんだぁ』っておまえ! 桐乃のノーパソ見たってことかよ?」
「うん。ちゅぴ……ぺろ、ちゅちゅ……」
げえええ、桐乃のあほおおおおおお!
なにやってんだよっ! よりによってリアのやつにおもいっくそエロゲー見られてんじゃねえよ!
「てかリアおまえ、パソコン使えたんだな」
「あー失礼しちゃうなぁキョウスケお兄ちゃん。んぷ、んっ、れろ。パソコンくらい使えるよぉ。寮に居るときだってママたちとメールとかしてるよ」
なんてこったい。てっきり走ること以外はあんま考えていないようなんで、ああいうものは使えねーと思ってたが。
野生児みたいなくせに文明の利器を使いこなしてんじゃねえよ。
それにしてもなんたる迂闊な。桐乃のやつめ、リアが届かないところにでも置いとけよぉ。戸棚の上とかさぁ!
「んふふ~キリノが足速い理由はだ~い好きなお兄ちゃんと、いっぱいこんなことシてたからなんでしょ。あたしもキョウスケお兄ちゃん大好きだから、これで足速くなるねっ」
「そんなわけあるかっ! って、くぉ……」
「いいからいいから。ちゅちゅ、んむ……んっんっ……んぇ、んは、ちゅりゅりゅ」
リアは俺のチ○ポを口に含み舌と唇で愛撫してくる。
はっきし言ってすんげー気持ちイイ。相手がガキだろうがこんな刺激与えられたらイヤでも感じてしまう。
「男の人のこれって日本語でなんて言うの? チマルポ? チピーポ?」
「うっく……。あぁ、エロゲだと単語を濁してるもんな。チ○ポだよ、チ○ポ」
「そっか、えへへ。お兄ちゃんのチ○ポ♪ チ○ポ♪ んっんぁ……ぺろ」
そうそう、ちゃんと言えてるじゃねえか――じゃねええええええええええええっ!
こんなガキになんてもん教えてんだよ俺!?
快感に脳みそがやられちまって、ついまともに受け答えしちまった。
「ちゅぱちゅぱ、ん……はぁ。キョウスケお兄ちゃんのチ○ポすっごい固い、さきっちょからぬるぬるしたやつもどんどん出てるし」
チロチロと鈴口を舐めながら、片手で俺のモノをしごいていく。
柔らかな舌と細い指の感触に、言われるとおり、いやおうにも破裂しそうなほどの硬化だ。

「えっと、今度はこれをここに入れんだよねー」
と、リアはしゃぶるのをやめて、膝で立ち上がると俺のものに股を押し付けて腰を下ろそうとしてくる。
「お、おい! それはまずいって! なにしようとしてんのか分かってるのかおまえ?」
挿入しようとしてきたので慌ててリアのからだを両の手で掴んで制す。
あっぶねぇぇ、いきなり犯されるとこだったぜ。
「なにって、エッチでしょ?」
「分かっててやってやがんのかよ……」
心底恐ろしいガキだ。
「こういうのはだなぁ、お互い好きなもん同士がするもんなんだぞ?」
「あたしキョウスケお兄ちゃんチョー好きだよっ! お兄ちゃんあたしのこと嫌いなの?」
「いや、そんなこたないけどさ」
「じゃオッケーだね!」
「いやよくねえって!」
「えー。エッチしてくれないとキリノにお兄ちゃんがしてくれなかったって文句言ってやる」
「それはやめてぇぇぇぇ!」
俺の説得はあっさりとリアのおどし文句で粉々に四散した。
だぁぁああっ、どうすんだよ。リアはなんとしても俺とエッチがしたいらしい。正直ここまで好意を寄せてくれるのはありがたいが、相手が相手だ。
うううう……。こ、こうなったら、なんか別の方法でこいつを満足させてとにかく挿入だけは止めないと。このままでは俺は社会的に死んでしまう!
俺が頭を悩ませているとリアは上目遣いに瞳を潤ませ、小指を唇に当ててこっちを見てくる。
「キョウスケお兄ちゃん、シテ……」
「どこで覚えやがったそんなもんッ!」
「さっきパソコンで女の子がやってた」
がっくし。
「はぁ。分かったリア。エッチしてやる」
「ほんと? やったぁキョウスケお兄ちゃん大好き」
リアは俺の同意を得て、さっそくチ○ポを挿入をしようとする。
「まてまてまて、いきなり挿入れたらダメだろ」
「そうなの? あたし初めてだからよく知んないけど、エッチすんのってチョー気持ちいいんでしょ?」
おいおいおい、おもっくそ偏った性知識だなぁ。
「あのなリア、エッチは女の方もちゃんと準備しておかないと、かなり痛いんだぞ?」
「そなの!? キリノのパソコンに入ってた子も『お兄ちゃんキモチイイヨー』とか言ってたよ?」
初めて知ったようにびっくりしている。
こっちがびっくりだよ。セックスは知っててなんでそういうところは抜けてるんだ?
「ああ、そういうもんだ。ちゃんと覚えておくんだぞ」
教えてやるとリアも「そうなんだ」といちおう納得する。
ベッド下のコレクションや桐乃にやらされたエロゲーからの知識だけど、間違ってないよね?

「ほらこっちこい」
リアのからだを引き寄せ、あぐらをかいて片手に抱きかかえる。
「アン」
嬉しそうに俺の胸に顔を埋めてマーキングするようにからだを擦りつけてくる。
ぐ……。可愛いじゃねえかよ。
「ほら、股開けって」
リアの股を開かせ、俺は愛撫をはじめた。もうすでに若干は濡れているようだ。
エッチがどんなもんか曖昧にしか分かってなくてもからだは感じてしまうもんなんだな。
うし、このままイカせて、なんとか終わらせてしまおう。
「ん、ゃあ。キョウスケお兄ちゃんっ、なんかリアのここ、触られてチョー気持ちいいよ」
「ああ、俺のと同じだ」
「えへ、そっかぁ。キョウスケお兄ちゃんといっしょなんだねっ、嬉しい」
あっけぴろげに本心をぶつけられて不覚にもドキッとしてしまった。
顔を紅潮させながらも、未成熟な秘裂に愛撫を続ける。
「あっ…いい……。気持ちいいよお兄ちゃん、リアのここすごく気持ちイイ。リアの――えーっとここってなんて言うの? ママルコ? マピーコ?」
「ここはおマ○コだ」
「そっかぁ、あは。あたしのおマ○コもっといじって、キョウスケお兄ちゃんっ」
そうそう日本語は正しく…………。
またやっちまったあああああああああ! アホか俺はあああああ!
二度にもわたってガキにとんでもない言葉を教えてしまった。もう変態のそしりは免れそうに無いなぁこれ。
「んぁぁ、あっあっ、ああん……んっんんん……」
優しくリアの秘所を指で撫で回す。まだ成長しきっていないだろうに、かなり反応はいい。
ニチャッと愛液が奥からどんどん溢れてくる。
「あふ……ひゃっ、んぁ…あっ……んあああ」
リアは快感に夢中になっているようだ。目はユラユラと水面のように揺れ、口元からヨダレを垂らしている。
よしイけ、このままイっちまえ。
「キョウスケお兄ちゃ~ん! ん、ちゅ、ちゅぷ」
リアが突然俺に抱きついてキスをしてきた。
「お兄ちゃ……好き好きぃ。ん……ちゅぶ、あむ、ううん…んちゅ」
ぐ……、舌が入ってきて……。
キスってすげえな、頭が真っ白になりそうだ。可愛く俺の口内を犯す舌に、つい自分のものを絡ませる。
リアもキスに夢中になり、俺の真正面に座り直して夢中で舌を動かす。
「んっんっちゅっちゅっ! えへへ。キョウスケお兄ちゃ~ん、キス気持ちイイね」
「そ、そうだな」
クスッと淫靡な笑いをリアは見せる。思わずこいつがガキだと忘れそうなほど、大人びた表情に少し頭がぼうっとした。
「じゃ、もうあたしのおマ○コもヌルヌルだから大丈夫だね」
「へ? あっいや、ちょっ」
キスで頭が浮かれてしまって油断した。
待て! と言い終わる前に俺のチ○ポはリアの膣中にズプリと沈み込んでいった。
「ん、んあああああ! キ、キョウスケお兄ちゃんのチ○ポ、あたしのマ○コに挿入ってきたああぁぁっ」
俺を受け入れてリアは顔を歪めている。
「だ、大丈夫か、おい?」
「ふはぁぁ。エへ、エヘヘ。グスン、痛いけどなんとか大丈夫。キョウスケお兄ちゃんがいっぱいあたしのおマ○コ撫でてくれてたから」
手で涙を拭きながら、可愛いことを言う。
ったく無茶すんなよ、リアの頭をスリスリしてなぐさめてった。
「ん、ふわぁ……。キョウスケお兄ちゃ~ん。ちゅっ、ちゅちゅ」
それが嬉しかったのかリアは俺の顔にキスの雨を降らせてきた。
しかし、挿入だけはと思ったがけっきょくヤっちまったよ……。
「キョウスケお兄ちゃん、動いても大丈夫だよ。あたしもお兄ちゃんもっと感じたい」
キスをしながらおねだりをしてくる。
ああもう、知らね。どうにでもなれだ! ここまできて「やめる」なんて出来るか! こいつがシたいって言ってんだ、年下の女の子の望みぐらい叶えてやるくらいの甲斐性は俺にだってあるさ。
逆ギレに近い居直りをして俺はリアの腰に手を回す。
「ゆ、ゆっくり動くからな」
リアを痛がらせないように腰を動かしていく。

「あっあっ、いっ…うっ……あん。お兄ちゃんのチ○ポがクチュクチュって。あたしのマ○コ擦ってるよぉ」
「く、さすがにきついな」
膣内は狭く未発達のからだにはチ○ポは半分ほども挿入っていない。
気をつけねえと抜けてしまいそうなほどだ。
それでもなんとか動かしていくと、快感が高まってくる。
「う、ぃっ、いいよぉ。なんかあたしのおマ○コキュンキュンして、っあ、気持ち良くなってきちゃう、っうあ、あっん」
陸上で鍛えたしなやかな肉体のおかげか、リアは破瓜の痛みはもう感じずに早くも快感に酔いしれている。
小さなからだで目いっぱい俺に抱きつき、可愛い声をあげている。
「ふぁん、うぃ……、あっあっ…んん。キョウスケお兄ちゃんのチ○ポ、おマ○コのなかでウニウニしてるよぉ~~」
動かすというよりは小さくからだを揺らす程度の抽送。
これでもけっこう感じてるんだな、目に欲情を湛えて気持ちよさそうに笑んでいる。
昼間の溌剌とした笑顔と違う、年齢のわりに不似合いな淫靡な微笑が正直かなり性欲の対象として魅力的に見える。
「ああああ、なんか頭がジンジンして来た。なんか変だよぉキョウスケお兄ちゃん、これぇ、これってなにぃ?」
「ああ、イこうとしてんだな」
「イく?」
「もっと気持ちよくなるってことだ」
「ふぁぁ、そうなんだ。あたしもっと気持ちよくなりたい。キョウスケお兄ちゃん、イかせてよー」
そろそろ俺も限界が近いんだが、なんとかリアをイかせて終わらせちまおう。
下手に長引かせて中出しなんてことになったら……、うう考えたくない。
今までよりも強く腰を前後に揺らして、刺激を与えていく。
「んひぃ、ふはっ、あっあっあああ、イっちゃう、イっちゃうよおおお兄ちゃん!」
「こ、声でかいって!」
激しい快感を与えられてリアが叫ぶ。
こ、このっ!
「ん、んむむぅ、ちゅ、んちゅ、ちゅううう」
キスをしてリアの口ふさいだ。
するとリアは俺にきつく抱きついて、自ら腰を振ってきた。
き、気持ち良すぎる! や、やべえ。ガマンできそうにねえ、なんとか抜かねえと!
っておい! なに足を俺の腰に絡めてんだよ!
「リア、ちょっと待て、抜けなっ……! このままじゃやばい、俺もイっちまうって! ぐあっ」
「キョウスケお兄ちゃん! キョウスケお兄ちゃん! キョウスケお兄ちゃん!」
俺もリアも、もう止められなかった。
「ん、ん、んああああああ―――ッ!」「うっ……くおおおお!」
びゅ、びゅりゅりゅりゅりゅるるるるるぅぅぅぅ!
リアの体内に俺の精液が注がれていった。

「はぁはぁ、気持ち良かった……ね? キョウスケお兄ちゃん」
「はぁ……はぁ……、ああそうだな……。しかし、中だしまでやっちまう……とは……」
余韻に浸る暇も無く俺は今やっちまったことに早くも絶望していた。
「中だしって? お兄ちゃんの精液、あたしのおマ○コに出したこと?」
「あーそれは知ってんのな」
つっこむ気力も出ず、力なく答える。
「うん、赤ちゃんこれで出来るんだよね」
ぎゃあああああ! 考えたくない考えたくないぃぃ!
「リ、リア。ところでお前って生理ってきてんの?」
一縷の望みをかけて聞いてみる。
「セーリ? なにそれ?」
「や、あれだホラ。なんかお前のそこが、あ~どうなるんだ? え~とほら、血が出たりとか」
「血? ん~~。ほ、ほえええええええ! お兄ちゃん、あたしおマ○コ怪我しちゃってる、血が出ちゃってるよぉ」
リアは自分の股間についた破瓜の血に驚いているようだ。
ほんと、知識偏ってんなぁ。こんなことで大丈夫なのかよこいつ?
陸上の世界で有望視されてるっつっても、その他のことサポートしてやる人間はちゃんといるのかとか、ちと心配になってくるぞ。
「落ち着け、それは処女膜破った……、あ~初めてエッチするとそうなるもんだから安心しろ」
「そうなんだ、良かったー。エヘヘ」
「それより、俺の質問に答えろよ。どうなんだ?」
「なにが?」
「だああっ! だ、だから生理がきてるのかってことだよ」
「よく分かんないけど来てないんじゃない?」
キョトンとした顔で答える。どうやらほんとによく分かってないみたいだが。
「そ、そうなのか?」
もしかして……こ、これでなんとか最悪の鬼畜にはならなくて済むかも――
「あっでも、血ならたまに出るよ? ママが『これであなたも女の子ね』って言って色々買ってくれた」
「なりぇルェッ!?」
俺の望みはあっさりと散った。
「えっへへ。あたしとキョウスケお兄ちゃんの子供かぁ~。楽しみだねっ!」
リアは本当に嬉しそうに笑い、俺に抱きついてきて「あたし子供に~」なんて早くも子育ての話をしてくる。
あどけなくも俺を慕うリアの顔を見て、呆然としながらも俺はそれも悪くないのかもと一瞬考えちまったよ。
それに……こうなった以上は、半人前だろうがなんだろうが出来うる限りの責任てもんを取らなきゃなんねえよな
俺の命が続けばだが…………。
だって、子供がどうのより前にこいつの両親になんて言えばいいんだ? いきなり散弾銃ぶっ放されてもおかしくねえぞ。
いやそれより先に、
「あ~~桐乃に殺される! 絶対間違いなく確実に殺されるよ俺ぇぇ!」
ムンクの叫びで俺が悲鳴をあげているとリアはあっけらかんと言う。
「大丈夫だよ、キリノはキョウスケお兄ちゃんのこと超好きだし、キョウスケお兄ちゃんもキリノのこと愛してんでしょ」
「おまえはいろいろと誤解しすぎだ!」
俺と桐乃がって……、ったく。
だが、つっこみもどこ吹く風とリアはさらにこう続けた。
「エッチってほんとに気持ちイイね、キョウスケお兄ちゃん♪ これからもキリノばっかじゃなくてあたしにもいっぱいエッチしてね。そしたらあたしの足もっと早くなるし、ニヒヒ」
そういやなんかそんなこと言ってたなこいつ。エッチして足が早くなるわけないだろうが。そんなんで早くなるならスポーツするやつみんなエロエロだよ。
というよりかさぁ、
「あのなリア、おまえもエッチしたの初めてなんだろうが、俺も初めてだったんだぞ?」
「え~? そんなことないよ」
なんでそこで『そんなことないよ』なんだよ。おまえ俺の性経験なんて知らんだろが。
「あたし失敗しちゃって起こしちゃったけど、キリノはいつも起きないようにしてるって言ってたもん」
「なにを?」
「エッチ」
「だれと?」
「キョウスケお兄ちゃんと」
…………………………………………。

ふぅ~と一呼吸。そして俺の意識はプツンと切れた。





+ タグ編集
  • タグ:
  • リア・ハグリィ

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2010年08月25日 09:12
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。