~流石兄(弟)の囲碁ワンポイントレッスン3~
( ´_ゝ`)「今日もやってまいりました、スレに花を添えるこのコーナー。
『流石兄の囲碁テクニカルトーク』が始まるよ。」
(´<_` )「では。兄者が地味にいろいろと間違えていることはさておき、さっそく講義に入ろう。」
( ´_ゝ`)「ときに弟者。今回は何をやるつもりだ?」
(´<_` ;)(やれやれ)「そうだな、今回は『ウッテガエシ』をやろう。まず図Gを見てくれ。黒番だ。」
図G
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼●●┼┼┼┤
├┼●○○●●┼┤
├┼●┼┼○┼┼┤
├┼┼●○┼┼┼┤
├┼┼┼○┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
( ´_ゝ`)「…………。クマー?」
(´<_` )「OK落ち着け兄者。母者なら今買出し中だ。黒を打って白石を取ってくれ。」
( ´_ゝ`)「今日もやってまいりました、スレに花を添えるこのコーナー。
『流石兄の囲碁テクニカルトーク』が始まるよ。」
(´<_` )「では。兄者が地味にいろいろと間違えていることはさておき、さっそく講義に入ろう。」
( ´_ゝ`)「ときに弟者。今回は何をやるつもりだ?」
(´<_` ;)(やれやれ)「そうだな、今回は『ウッテガエシ』をやろう。まず図Gを見てくれ。黒番だ。」
図G
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼●●┼┼┼┤
├┼●○○●●┼┤
├┼●┼┼○┼┼┤
├┼┼●○┼┼┼┤
├┼┼┼○┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
( ´_ゝ`)「…………。クマー?」
(´<_` )「OK落ち着け兄者。母者なら今買出し中だ。黒を打って白石を取ってくれ。」
( ´_ゝ`)「そうだな、まずはアタリだ。」
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼●●┼┼┼┤
├┼●○○●●┼┤
├┼●★┼○┼┼┤
├┼┼●○┼┼┼┤
├┼┼┼○┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
(´<_` )「当然白は繋ぐだろう。」
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼●●┼┼┼┤
├┼●○○●●┼┤
├┼●●☆○┼┼┤
├┼┼●○┼┼┼┤
├┼┼┼○┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
( ´_ゝ`)「……。」
(´<_` )「……。」
(#´_ゝ`)「母者のうそつき!」
(´<_` )「兄者は責任天下の大統領だな。ではヒントだ。黒石をわざと取らせる。」
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼●●┼┼┼┤
├┼●○○●●┼┤
├┼●★┼○┼┼┤
├┼┼●○┼┼┼┤
├┼┼┼○┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
(´<_` )「当然白は繋ぐだろう。」
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼●●┼┼┼┤
├┼●○○●●┼┤
├┼●●☆○┼┼┤
├┼┼●○┼┼┼┤
├┼┼┼○┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
( ´_ゝ`)「……。」
(´<_` )「……。」
(#´_ゝ`)「母者のうそつき!」
(´<_` )「兄者は責任天下の大統領だな。ではヒントだ。黒石をわざと取らせる。」
( ´_ゝ`)「弟者に石をやらねばならんとは、不本意ここに極まれりだな。」
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼●●┼┼┼┤
├┼●○○●●┼┤
├┼●┼★○┼┼┤
├┼┼●○┼┼┼┤
├┼┼┼○┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
(´<_` )「さて、黒はどうする?」
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼●●┼┼┼┤
├┼●○○●●┼┤
├┼●☆┼○┼┼┤
├┼┼●○┼┼┼┤
├┼┼┼○┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
(*´_ゝ`)「……できた。」
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼●●┼┼┼┤
├┼●┼┼●●┼┤
├┼●┼★○┼┼┤
├┼┼●○┼┼┼┤
├┼┼┼○┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼●●┼┼┼┤
├┼●○○●●┼┤
├┼●┼★○┼┼┤
├┼┼●○┼┼┼┤
├┼┼┼○┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
(´<_` )「さて、黒はどうする?」
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼●●┼┼┼┤
├┼●○○●●┼┤
├┼●☆┼○┼┼┤
├┼┼●○┼┼┼┤
├┼┼┼○┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
(*´_ゝ`)「……できた。」
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼●●┼┼┼┤
├┼●┼┼●●┼┤
├┼●┼★○┼┼┤
├┼┼●○┼┼┼┤
├┼┼┼○┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
(´<_`
)「正解だ。流石だな兄者。相手にわざと石を取らせ、相手がその石を取った直後に
自分はもっと大物をしとめる、この技術を『ウッテガエシ』という。」
(*´_ゝ`)「ウッテガエシ……。」
(´<_` )「ウッテガエシの例を挙げよう。図H、I、Jがそれだ。黒★と打って白石をとった状態だ。
ウッテガエシになっているのを各自確認してくれ。」
図H 図I 図J
┌┬┬┬┬┬┬┬┐ ┌★○○┬┬┬┬┐ ○┬★○○○●┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤ ○○●○┼┼┼┼┤ ○○○●┼○●┼┤
├┼┼●●┼┼┼┤ ●●●○┼┼┼┼┤ ●●●○○○●┼┤
├┼●○○●●┼┤ ├┼┼┼┼┼┼┼┤ ├┼●●●●●┼┤
├●○┼★○┼┼┤ ├┼┼┼┼┼┼┼┤ ├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼●●○┼┼┼┤ ├┼┼┼┼┼○┼┤ ├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼○┼┼┼┤ ├●●●●●○┼┤ ├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤ ├●○○○●○┼┤ ├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘ └┴●┴★○○┴┘ └┴┴┴┴┴┴┴┘
(´<_` )「特に図Jのようなウッテガエシを『両ウッテガエシ』と言い、白は
どちらの黒石を取ってもウッテガエシで逆に取られてしまう。」
( ´_ゝ`)「なるほどな。」
(´<_` )「スマン。今回はオチがないんだ。ではまたな!」
自分はもっと大物をしとめる、この技術を『ウッテガエシ』という。」
(*´_ゝ`)「ウッテガエシ……。」
(´<_` )「ウッテガエシの例を挙げよう。図H、I、Jがそれだ。黒★と打って白石をとった状態だ。
ウッテガエシになっているのを各自確認してくれ。」
図H 図I 図J
┌┬┬┬┬┬┬┬┐ ┌★○○┬┬┬┬┐ ○┬★○○○●┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤ ○○●○┼┼┼┼┤ ○○○●┼○●┼┤
├┼┼●●┼┼┼┤ ●●●○┼┼┼┼┤ ●●●○○○●┼┤
├┼●○○●●┼┤ ├┼┼┼┼┼┼┼┤ ├┼●●●●●┼┤
├●○┼★○┼┼┤ ├┼┼┼┼┼┼┼┤ ├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼●●○┼┼┼┤ ├┼┼┼┼┼○┼┤ ├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼○┼┼┼┤ ├●●●●●○┼┤ ├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤ ├●○○○●○┼┤ ├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘ └┴●┴★○○┴┘ └┴┴┴┴┴┴┴┘
(´<_` )「特に図Jのようなウッテガエシを『両ウッテガエシ』と言い、白は
どちらの黒石を取ってもウッテガエシで逆に取られてしまう。」
( ´_ゝ`)「なるほどな。」
(´<_` )「スマン。今回はオチがないんだ。ではまたな!」