駅のホームで待ち合わせをした。
10分ぐらい遅れてくるという話しだったが
15分後ぐらいだったかな。
まぁ、オフ慣れはしてるつもりだが、初対面だと流石に緊張する。
芋子とは2ちゃん上の付き合いが長くて、
8年近い交流がある。純雑が出来るまだまだ前の話しだ。

駅のホームと言ってもそこそこ広いし人も沢山いる。
服装などの申告もしてないが、無事に合流出来るのか、と心配していたが
俺がベンチに座っていると、笑顔で手を振りながら近づいてくる人がいる。
俺も思わず「おーーー!」と、手を振りかえすが、確信はないw
「くーぱーだよねw」「うん、そうだよw」
すんなり合流できたwこんなにすんなり合流出来たのは初めてかもしれないw

まぁ、俺はネット上でイケメン過ぎて
不細工といくら言っても勝手にイケメンを想像してる人が多いので
こういう時、イメージが違い過ぎるせいでなかなか合流出来ないのだ。

芋子は方向音痴らしいが、
とりあえず駅一帯のショッピング街を色々教えてくれる。
しかし、ほとんど地下道移動なので、俺には座標が掴めない。

まぁ、
俺ちょー人見知りだからさー
なかなか距離感がつかめないままJRタワーに昇ったんだよね。
でも、あいにくの雪ですげぇ視界不良好なの。
それでも結構景色見えたけど、リアクション取り辛い感じだよねぇ。

でも折角だから写真を撮りまくってたんだけど
俺のデジカメの側面の蓋が外れていてビスがなくなってたので
そのことを芋子に伝えると
「ビックカメラで修理して貰うかい?」て話しになって
そのままビックカメラに行くことになった。
外は雪。
芋子は傘を持ってきていて、横から俺に傘を添えてくれる。
「ほら、雪かかってるから、傘、こっちに寄せなくていいよw」て言うと
「私は雪慣れてるから大丈夫」て

至れり尽くせりモードなんだけどw
http://www.youtube.com/watch?v=gRYkPpgBcLE

まぁ、ビックカメラに行ったんだが
結局、ビス2本留めるだけのくせに
お預かり3週間になります、とか言ってたから諦めたんだよね。

そうこうしてるうちに結構いい時間になった。
16時にはビール園に到着する予定だったからね。
早速札幌駅のバス停に向かったんだけど
なんと、その途中で喫煙所がある。
ずっと我慢してたので俺はタバコ吸うことにした。
芋子はバスの時間見てくる、て
バス停の方に行った。
きっちりタバコ2本吸い、芋子の戻りを待って尋ねると
バスは16時の出発と言う。まぁ、多少予定より遅れても大丈夫か。
それからちょっと札幌駅構内をブラブラしてバス停に向かう。
「まだ時間あるから座って待っとくかい?」と言われたけど
多分、時間よりもちょっと早くバスが待機してるはずだからバス停に行こうよ、と提案した。
案の定、バスがもう来ていて、結構人が乗っていたので
俺らも早速バスに乗り込み、一番後ろの席を陣取った。

駅からビール園は近いようで、10分程度で到着した。

とりあえずビール園に着いて、サッポロビール博物館に行った。
受け付けで、無料ガイドをつけるかどうか聞かれたので
ガイドをつけて欲しいと申し出た。
16時20分からです、と言われたので
それまで土産物屋をうろうろして、
まりも茶屋という、お湯を注ぐとまりも(昆布で作られたもの)のお茶が出来るという
素敵なものをゲットした。つか、今それ飲みながらレポ書いてる。

すぐに時間が来たのでまた受付に戻ったんだが
どうやら受付のお姉さんがガイドをしてくれる模様。

ぶっちゃけ、このガイド
ハンパなく可愛い。天使。。。
ありえないぐらい可愛い。

エレベーターで3階に上って、そこからガイドがスタートしたんだけど
マジで説明とかどうでもいい。ガイド可愛過ぎ!

サッポロビールの成り立ちの説明など、
サッポロビールの歴史、黒ラベルビールの歴史などを解説したあと
「おいしいビールの注ぎ方」というレクチャーがあった。
実際にビールをグラスを使いながら
ガイドがビールを注ぐ。マジ、ビールとかどうでもいい。
ガイド可愛過ぎ!

「せっかくなので、ここに注いだビールと
缶ビールを飲み比べる方いらっしゃいませんか?」

俺、でしゃばりなので、
こういう時ってまず手を挙げてしまうのよね。
でも、それはいかんと思って
他のお客さんの出方を見てたんだけど
「あれ、誰もいらっしゃいませんかw今日はシャイなお客様が多いですねw」と
ちょー可愛いガイドが言ったもんだから
これは困らせちゃならん、と
結局名乗り出ることにした。

確かにビール美味かった。
というか、ガイドが注いだってことが美味かった。

一通りガイドが終わったあと、試飲コーナーがあった。これは有料ね。
創業当初のサッポロビールを復元したものも売ってあって
まぁ、これは飲むっしょ。200円。
当時は今の貨幣価値に直して3000円から5000円した(可愛いガイドの受け売り)らしいから
200円なんて凄くお得な気がする。

芋子も同じものを頼み、
テーブルで二人で飲んだ。
「ガイドさん凄い可愛かったよね。」
芋子の発言。
「いや、マジで!あれは可愛い!」
「私、ずっとガイドさん見てたwしかも、くーぱーの好みでしょw」
「うん、好みwwwマジであの可愛さハンパねぇw」

それからネットとかリアルとか
色んな話しをしてて
そろそろジンギスカンの時間になったので
ポプラホール?に向かうことにした。

ポプラホールは広いホールだったが
俺らが入った時は、1組ぐらいしか客がいなかった。
ちょっwwww空間持て余し過ぎだろwwww

まぁ、そのうち結構混み合ったけどね。

とりあえずサッポロビール園でしか飲めないという
プレミアムなビールと
あと、ジンギスカンを中心に色々注文した。
芋子が何を食いたいかはよく分からんが
「俺、肉食だから。」と肉を中心に構成した。

まぁ、ジンギスカンとか真夏のビアガーデンでしか食わないしさー
本場で食うのは初めてだから
とりあえず全て芋子にお任せしたよ。
鍋奉行よろしくー、て。
このあたりでは、だいぶ打ち解けてたんじゃないかと思う。

「朝から何も食べてないこと知ってるからね。
沢山食べなさいね。」と
お母さんみたいなこと言いながら
芋子がバンバン肉を焼いていく。
「なんか、俺ばっかり食ってんじゃんw芋子も食いなよw」と言うが
「いいからしっかり食べなさい。」て
やっぱりお母さんw

ビール2杯飲んで、腹も膨れてきたから日本酒に切り替えたんだけどさ
手酌するたびに「あ、ごめんなさい、手酌させちゃって。」と
後半はずっと芋子がお酌してくれてた。
灰皿も、吸い殻が溜まってきたら、店員に言って新しいの持ってきてもらってた。
気遣いとか、ほんと手ぬかりない感じ。
うちの会社の総務の女どもに指導して貰いたいわw

芋子の家の近くにバーがあるらしくて
そこに行こうか、という話しが出たので
早めに切り上げることにした。
家が厳しいの知ってるので、あんまり遅い時間まで連れまわすわけにもいかないしね。
飲み放題の時間が終わったタイミングで
会計を済まし、バスに乗って再び札幌駅に向かい
バーを目指した。

そのバーには、まのすけに雰囲気が似てる常連客が来てるそう。
よく分からんが、そうなんだろう。

そこは、クラブ兼バーのようなところでDJがいた。
カウンターに座って芋子と酒を飲む。

まぁ、色々会話したけどねぇ
リアルの話しが多かったかなぁ。ネットの話しもしたけどねぇ。
とりあえず夏に札幌発で、なんちゃらツアーに行こうか、て約束もした。
つか、大人数のオフしたいとか言ってたから
東京に来い、て話しもしたし
九州にも遊びに来い、て話しもした。
東京や九州だとホームグラウンドだから色々案内出来るしね。

そういう話しをしている最中
芋子がトイレへ。
お酒飲むとトイレ近くなって、と言ってたが
それ、健康な証拠だよ、て。

ここからが俺のオフ経験の中での初のハプニング。

芋子がトイレにいってすぐ
俺の電話が鳴った。知らない番号だ。
オフしてるので、2ちゃんの人なのかな、と思って
とりあえず電話に出た。
「もしもし。」誰か分からないのでもちろん名乗らない。

「もしもし。」
不機嫌な感じで相手が言う。
「○○さんですか?」
え、俺の名前を知ってる人?
「はい、そうですが。」
「私は○○(芋子の本名)の父ですが。」
「はい。。。は、、え?」

「うちの娘、メールは返してくるんですが、電話は一向に取らないので
あなたに電話してしまいました。」
「はぁ。。。今、○○さんはトイレに行ってるので
戻ってきたら代わりましょうか?」
「えっと、周りがうるさくて言葉が聞き取れないです。」

そこで一旦外に出て話す。

「とりあえず、終電までには帰るように伝えておいて下さい。」
「今、○○のバーに居るんですが、自宅の近所らしいので大丈夫ですよ。」
「そうですか、うちの娘がお世話になります。」
「いえ、私こそ、娘さんを遅くまで連れまわしてしまいましてすいません。」

こんな感じで電話を切り、
店に戻ると芋子が席に戻ってた。
「電話だった?」
「おめぇの親父だよwwwwww」

出かける時は
一緒に行く人の名前と連絡先を必ず伝えておかないといけないらしい。
で、遅くなると女友達同士とかでも
友達に電話かけてくるらしい。

今日は相手が男ということで特に警戒してたようで
既に着信が10件以上あり
通常なら許容範囲の22時で既に俺に電話かけてくる始末だったとのこと。
まぁ、箱入り娘だね。

しかし、そういう家庭、嫌いじゃない。
母親って貞操の教育はそこまで出来ない生き物だからな。
やはり、娘の貞操を守るのは親父の役目なんだろう。

まぁ、そこまでする親父もすげぇが
グレずにその決まりを守ってる芋子もすげぇよw

「ごめんね、うちのお父さんが。。。」て
凄く恥ずかしいらしく、おしぼり貰って
顔や首に当ててたw
「これ、ネタにしてもいいからw」てことで
遠慮なく、早速オフレポに書かせて貰ったw

しばらくすると、
まのすけに似てるという噂の常連客も訪れたが
他の客とわいわいしている様子で
なかなか会話するキッカケもなく
まぁ、芋子の親父も心配しているようなので
あんまり遅くなる前に解散することにした。

俺らが店を出ると
その常連客が出入り口の外まで挨拶に来てくれた。
芋子と仲が良いようだ。

で、俺はそのままタクシーに乗って戻った。
自宅まで思ってたほど遠くなかった。

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最終更新:2012年04月18日 01:55