ドラフトは、公認トーナメント部屋(Sanctioned Tournaments)で行われる、8名による勝ち抜き戦トーナメントです。カジュアルでもまぁドラフトはできますが、そこで練習している人はごく少数です。

8人ドラフトに参加するには、3つのブースターと2枚のチケットをウィザーズ社のオンラインストアで購入する必要があります。何のブースターを3つ買うかは、どのフォーマットのドラフトに参加するかによります。第7版のドラフトなら第7版のブースター3つ、エキスパンションのドラフトの例えとして、インベイジョン・ブロックならインベイジョン・プレーンシフト・アポカリプス、といった具合です。参加に何が必要なのか知りたいなら、一度そのドラフトに行ってみてください。何が必要なのかを教えてもらえるはずです(ドラフトに入る前に、本当に参加するか戻るかも聞いてくれます)。

テーブルに8人揃うとドラフトが始まります。そこで各プレイヤーはブースター1つを開封し、15枚のカードを並べます。その中から1枚を選んで手に取り、それ以外の14枚を左隣のプレイヤーに渡して、右隣からまた別の14枚を受け取ります。その14枚の中から1枚を拾って残りの13枚のカードを渡し、ということをカードがなくなるまで繰り返します。

(複数種のブースターを使うドラフトの場合、ブースターは発売された順で開封します。インベイジョン・プレーンシフト・アポカリプスのドラフトだと、ブースターはその順番に開封されます)

それから、各プレイヤーは2番目のブースターを開いて、同様の手順を繰り返しますが、今度は全員カードを右側に回すようにします。3番目のブースターは、また最初のものと同じ向き(左回り)になります。最終的に、手元のカードは45枚になりました。

ドラフトが終わると、そのドラフトした45枚のカードと支給される基本土地で、デッキを作らなくてはなりません。これはシールドデッキの構築に似ており、16枚以上の土地と16枚くらいのクリーチャー、それに少しの呪文……除去呪文は重要ですね、という感じで40枚のデッキを作ります。

そこから、そのデッキで勝ち抜きトーナメントを戦います。ドラフトはかなりの腕前を要求しますので、初心者の方は大体1回戦目で打ち負かされてしまい、2回戦目に進むのが精一杯なんじゃないでしょうか。

ドラフトには「8-4」と「4-3-2-2」の2種類あって、それぞれ賞品分配の方法が異なります。「8-4」ドラフトは、優勝者にブースター8つ、準優勝者に4つのブースターが与えられます。「4-3-2-2」ドラフトは、優勝者にブースター4つ、準優勝者に3つ、3位と4位にそれぞれ2つずつ与えられます(2回戦目で負けたプレイヤーが3位と4位です)。

過去には、プレミアイベントの部屋でスイスラウンド形式のドラフトが行われていたこともありました。スイス・ドラフトは、試合に負けてもトーナメントから脱落せず、最低2回のドラフトに参加でき、トップ8に残れば3度目のドラフトも楽しめるという、参加費にブースター3つとイベントチケット12枚必要なイベントでした。スイス・ドラフトは現在開催されていませんが、もしかすると近い将来に復活するかもしれません。

Elaine氏によるスイス・ドラフトについての注意事項がありました。
いくつか説明を……。
ドラフト・トーナメントは、参加費以上のチケットやパックを請求しません。
2回目のドラフトと決勝ドラフトは、イベントの参加費に入っているチケットで賄われます。

注意
2度目のドラフトが終わるまでは、イベントを棄権しないいでください!!!!
ドラフトは少なくとも2回行われますので、もし2度目のドラフトの前に棄権してしまうと、カードも得られなくなります!

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最終更新:2006年08月10日 01:51