ナカムー酒乱伝説~パトカーは友達さ~
なまはげ達の沈黙
これから記述される話は真実である。
宇宙に散らばるフェムト波動……
これが我々に真実を伝えてくれるのだ。
―いつですか?
あの日は、大雨で新幹線止まったのと飛行機チケット取れなくて秋田泊まりした時。
かわばたにでも繰り出したかったが朝一で帰ることになって近場で済ませることにしたんだ。
―何時頃?
8時半過ぎかな?
隣り合わせた農機具メーカーの連中と話していたら、どこかのオッサンがやたら話に割り込んできたんだ。
送ってもらった写真ソックリだね。
オレも営業だし酔っ払いには慣れてるし、秋田程じゃない(笑)けど飲める。
つもりだったけどまったく話が通じない。
どうも、地元民と勘違いしているというよりも、そう思いこんでる感じ。
少し相手してあげたがしつこいので放置。
勝手に補助金バラまきの話を始めたと思ったら、お通しか何かの小皿叩きつけながら怒り出したんだ。
店のオネェサン(笑)が間に入ったのだけど全然言うこと聞かない。
放置しておこうとオレは言ったたんだが。技術のヤツがびびって警察呼んだんだ。
店も呼ぶ気はなかったようだ。ま、ホテル内の店だしね。
警察には酔っ払いが暴れていると通報したからすぐに来て、そのまま連行して行った。
―どのくらい飲んでいましたか?
ビール1杯と銚子2本くらいかな?ハイペースで飲んでいたけど普通は暴れる程じゃない。
酒乱だなって思ったよ。
―他には?
警察沙汰初めてだって店の人言っていたので悪いことしたな。
後、銚子が1本割れていた。
最終更新:2009年06月09日 02:00