3.『C』の思惑/真尋はそれを理解できない
- 「仮面ライダーW」第7話のサブタイトル「『C』を探せ/フィリップはそれを我慢できない」から。
- 「大いなるc」などクトゥルフを指す隠語として使われる場合もある。
- さらなる元ネタは「女はそれを我慢できない」(1956年の映画)より。
「同性愛はいけませんよ、非生産的な」(157p6行目)
- 漫画「南国少年パプワくん」に登場する台詞「同性愛はいかんぞ非生産的な」から。
「お前は何を言っているんだ」(157p7行目)
- 格闘家ミルコ・クロコップのセリフ「おまえは何を言っているんだ」から。
- 165p,236pでも使用されている。
キュピンと閃いた。まるで宇宙空間に適応してコミュニケーション能力が肥大化した新時代の人類のように、(157p12-13行目)
- 機動戦士ガンダムシリーズ(特に宇宙世紀作品)に登場するニュータイプの設定。
「……ニャル子、駄目。人の恋路を邪魔する奴は、ウルタールの猫に引っかかれて死ぬよ?」(158p3行目)
- ラヴクラフト御大の掌編『ウルタールの猫』+慣用句「人の恋路を邪魔する奴は 馬に蹴られて(犬に食われて)死ねばいい」。
- ウルタールとは幻夢境の都市名。上記掌編は、この町に「何ぴとたりとも猫を殺してはならない」という法律が制定されるに至った経緯が語られている。
- 長編『未知なるカダスを夢に求めて』において、この町の猫たちに襲われた「月の蟇蛙めいた化物(ムーン・ビースト。ちなみにニャルラトホテプの奉仕種族)」は、
圧倒的な数の暴力にモノを言わされ骨一本しか残らなかった。引っかかれて死ぬ、どころの騒ぎでは無い。
どっごーら(159p10行目)
- アニメ「機動戦士Vガンダム」に登場するモビルアーマー。
- 格闘ゲーム 「サムライスピリッツ」のキャラクター「炎邪」の雄叫び?
空に勝利の虹がかかるかのような美しいフォームだった。(159p11行目)
- 漫画「リングにかけろ」に登場する技「ウイニング・ザ・レインボー」のこと。
胸の迷宮は蒼い迷宮(159p15行目)
- ラジオドラマ「ゴクドーくん漫遊記」のEDテーマ「蒼い迷宮」の歌詞から。
瞬き一つの間に地面に土下座して額をアスファルトに擦りつけて懺悔していた。(160p1-2行目)
- 「ピューと吹く!ジャガー」に登場するフナムシ…じゃなかった、ハマーの必殺技「ジャンピング土下座」。
名称はフジテレビのバラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」の名物テロップが初出。- 大ジャンプから着地と同時に土下座を繰り出すアクロバティックな謝罪方法。
- そのシュールさから良くネタにされるが実際にやろうとするとひざや足首、腰などを痛める。邪神であるニャル子の体構造がどうなっているか知らないが、人間だったら良い子も悪い子も絶対真似しないでね。
便所の隅でガタガタ震える様に萎縮した(160p6行目)
- 漫画「ヘルシング」でバレンタイン兄弟の灰になったほうが挑発に使った台詞の抜粋改変か。
- 「今からブッ殺しにいくぜ。小便すませたか?神様にお祈りは?部屋のスミでガタガタ震えて命乞いをする心の準備はOK?」
立った。フラグが立った(161p8行目)
- アニメ「アルプスの少女ハイジ」の名シーンから。
『エコだよ、それは!』『地球が持たん時が来ているのだ!』(164p9行目)
- 映画「逆襲のシャア」の1シーンから。
「そう、それでいい。それがBEST~」(168p5行目)
- ジョジョの奇妙な冒険よりリサリサの「よし!JOJO それでいいっ!それがBEST!」から
「用事が済んだら返すと言いましたが、~可能だろうということです!」(170p14行目)
- 漫画「賭博黙示録カイジ」に登場する利根川幸雄のセリフから。
「やっぱりそういう事か!」(170p17行目)
- ( 0M0)ヤハリソウイウコトカ!
可愛いを二回言った事に。(172p13行目)
- 大事なことなので二回言いました。
「おかしいですよ真尋さんのお母様!~」(173p10行目)
- Vガンダムの「おかしいですよカテジナさん!~」から
「行けニャル子! お前が行くんだ! お前の宇宙CQCが!」(177p8行目)
- 「ジョジョの奇妙な冒険」第5部にて、チョコラータがジョルノを抹殺するためにセッコへ攻撃を開始するよう命令した時の台詞。「行けセッコ! お前が行くんだ! お前の『オアシス』が!」
「イエス・マイロード!」(177p9行目)
- "Yes, my lord"というのは貴族に対しての返事に使われる言葉。実在するイギリス英語。
- 引用元は「コードギアス」か「黒執事」か?
- 「F.S.S」という可能性も
「私が上、お前は下よ、ニャルラトホテプのニャル子」(179p3行目)
「あんたが下です誘拐犯!あんたが屋根の下にいれば、~」(179p4-5行目)
- 「ジョジョの奇妙な冒険」第5部でのポルナレフとディアボロのやりとりから。
「……サラダバー」(180p1行目)
- レストランのメニューの一種……ではなく、『北斗の拳』の登場人物である南斗聖拳の使い手、シンの末期の台詞の空耳。
- 「…フッ、どうやら俺はここまでのようだ、…だが、俺はお前の拳法では、死なん!さらばだ!」
- こう言い残してシンは戦場であったビルの屋上から飛び降りて命を絶つ。ニコニコ動画では専門タグまで作られてしまった。
「うぉーっ、あっちぃーっ!」(180p11行目)
- ゲーム「スターオーシャンセカンドストーリー」に登場するボス「ミカエル」の技、スピキュールを使ったのセリフ。
- 余談だがこのスピキュール、画面全体に大爆発と炎を吹き上げパーティ全員にダメージを与えてくる上に隙あらば連発してくる。
- しかもコイツと同時に出てくるボスもそれなりに強いので、火属性対策をしておかないと瞬く間に全滅させられたりする。
我が世の春が来たかのように(182p1行目)
- アニメ『∀ガンダム』に登場する、御大将ことギム・ギンガナムの台詞。「我が世の春が来た――!」
「アツクナラナイデ、マケルワー」(182p9行目)
- アニメ「機動戦士ガンダムSEED」に登場する、ビビアン・スー演じるアイシャが言ったセリフ。
- あまりにも棒読みだったとか。
- なお、キャストが一部変更されたスペシャルエディション版や他の媒体では、CVが平野文に変更されているため、
このネタを指す場合、TV版のアイシャを指す。
- なお、キャストが一部変更されたスペシャルエディション版や他の媒体では、CVが平野文に変更されているため、
あづーっ!(185p7行目)
- シャドウゲイトより、しんのゆうしゃが油風呂へ飛び込んだときの断末魔の悲鳴。
湯飲み焼印押し(185p7行目)
- プロレス技の「カーフ・ブランディング(仔牛の焼印押し)」から。
- ちなみに「キン肉マン」のキャラ・テリーマンの得意技でもある。
- 作者が特撮好きなので、仮面ライダーWヒートメタルの必殺技である「メタル・ブランディング」の可能性も。
『始まりの夜 』(193p1行目)
- 「仮面ライダーW」に登場する重要なキーワード。
ものすごいエネルギー効率のいい物質(193p9行目)
- 描写から、ゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズに登場するエネルギー物質「トロニウム」と思われる。
- 米粒大の金属ながら膨大なエネルギーを引き出すことができるが、出力が不安定、さらに万が一爆発すると半径50キロが消し飛ぶというハイリスクハイリターンを地でいく物質。
超次元戦斗母艦(193p9行目)
- 「宇宙刑事シャリバン」の挿入歌の一つ、「超次元戦斗母艦グランドバース」から。
「言葉の意味は分からんが、とにかくすごい物質なんだな」(193p10行目)
- 漫画「キン肉マン」に登場するセリフから。
- 「おお!ことばの意味はわからんが とにかくすごい自信だ!」
囁いても詠唱しても祈っても念じても(193p12行目)
- 「にゃるこは まいそうされました」
- ウィザードリィの蘇生の呪文。失敗すると最悪キャラがロストし、二度と使用できない。「いしのなかにいる」に並ぶトラウマ。
- 「囁き、詠唱、祈り、念じよ!」
そのご立派なサムライソードで貫いて(196p2行目)
- ニャル子の番外編の掲載されている『GAマガジン Vol.3 (2010.01)』の掲載作品「サムライガード」(著者: 舞阪 洸)サブタイトル「サムライソードで貫いて」より
- 上記作品には、ニャル子ネタもあり(⇒本Wiki その他 ページ参照)
かっこつけたままじゃ抱き合えない(196p5行目)
アニメ版「バーチャファイター」の主題歌「愛が足りないぜ」の歌詞から。
・・・今さら疑うもんか、僕はお前を信じるよ(197p14行目)
- ファイナルファンタジータクティクス、アグリアスの名台詞「今さら疑うものか!私はおまえを信じる!!」から。
- この台詞でアグリアスを最後まで連れる決心をしたファンは多い。
ことに宇宙人関係に対しては~斜め上を行くものだから。(198p17行目~199p1行目)
- 漫画「レベルE」より、同作の主人公にしてトリックスター兼トラブルメーカーである「バカ王子(本名)」を評しての台詞。
- 「あいつの場合に限って常に最悪のケースを想定しろ。奴は必ずその少し斜め上を行く!!」
- この台詞を言ったのはドグラ星王立護衛軍隊長「クラフト」。その名の由来が解らないのなら…“愛”が足りない(笑)。
- とても使いやすい言葉のため、各所で頻繁に用いられる。
- なお、4巻内では他に138pと172p等で使われている。
「オッケェ。真尋さんの親を思う心、この私が引き受けました」(199p2~3行目)
- 漫画版『スクライド』の主人公“反逆者(トリーズナー)”カズマの台詞。
環境を還元化させるナノマシンの嵐で地球文明が砂になりそうな、重々しい曲だった。(199p17行目から)
- アニメ「∀ガンダム」のこと。
- ニャル子の性格からして、流れた曲はOPテーマのほうだろうか。
- 或いは黒歴史解放シーンなどで使われたBGM「Black History」?
ラブリーニャル子(200p6行目)
- 高千穂遥原作「ダーティペア」の主人公たちのコードネーム「ラブリーエンゼル」が元ネタか?
課長補佐代理心得(200p6行目)
- 漫画「課長バカ一代」での主人公・八神 和彦の役職名。略してホサ。
- 途中で昇進して課長補佐代理となった。
いい加減にせんと上司でも嘲笑いますよ!(200p8行目)
- クトゥルー神話におけるニャルラトホテプは自分の上司であるアザトースですらも嘲笑う存在である。
DVリフレイザー(201p12行目)
- 「未来戦隊タイムレンジャー」に登場する技名。
時間停止(オーバーフリーズ)(203p3行目)
- アニメ「キングゲイナー」に登場するオーバースキルの一つ。
ネフレン=カー(205p9行目)
- 古代エジプトでニャルラトホテプのための祭祀を行ったというファラオ。
君に決めた!(205p9行目)
- アニメ「ポケットモンスター」の主人公サトシが用いる決め台詞の一つ。
グンバツ(206p4行目)
- 「抜群」を業界用語っぽく言ったもの。
- 恐らく引用元は「脚がグンバツの女」から?
「ストーリー序盤からいきなり船が手に入ったら行動範囲が広すぎてプレイヤーが困る~」(207p3行目)
- ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズより
海の底まで邪神と相乗りしてください(208p8行目)
- 「仮面ライダーW」に登場するセリフ、「地獄の底まで悪魔と相乗りしてくれ」から。
レッドキャニオンやファイヤーフィールド(209p10行目)
- ゲーム「F-ZERO」に登場するステージ名から。
- SFCの初代の場合、レッドキャニオン2とファイヤーフィールドはラストの2コースにあたる。
週刊チョーチョー経済(210p4行目)
- 週刊東洋経済のもじり。
会社死期報(210p6行目)
- 会社四季報のもじり。
シャドウアウトオブタイム誌(210p10行目)
- ラヴクラフト作の長編、「時間からの影」の原題が「The Shadow Out Of Time」。それと現実世界に存在する週刊誌「Time」を掛けたもの。
- 現実世界のTIME誌も毎年パーソンオブザイヤーを選んでいるが、必ずしも良いイメージの人物を選んでいるわけではない。
その惑星の記憶を引き出してUSBメモリに注入、それを~(213p3-4行目)
- 「仮面ライダーW」に登場する敵組織「ミュージアム」の設定。
- ちなみに「W」作中でも『恐怖(テラー)』のメモリは重要人物が所有している。
- なお、この部分の前半は、上記重要人物つながりで、「天空の城ラピュタ」が元ネタだと思われる。
「ま、真尋さんの逆水平チョップは効きます……否、効きすぎます……」(213p10行目)
- 『グラップラー刃牙 外伝』より、マウント斗羽の逆水平をモロにくらったアントニオ猪狩の心の声。
四肢を持った魚と、人のシルエットを持ったカエルが二身合体したような(215p12行目)
- 『真・女神転生シリーズ』の内、『2』と『if...』より。前者は「妖鬼アズミ」、後者は「妖鬼イヒカ」のこと。
- 妖鬼での同種族二身だから合体結果は「精霊ノーム」。ディープワンなど事故が発生しても出来はしない。て言うか最初からいない。「外道オールドワン」ならいるが。
- ちなみに「邪神ニャルラトホテプ」がメガテンデビューしたのは『2』から。
「なんとぉー!」(216p9行目)
- アニメ「ガンダムF91」に登場するシーブック・アノーのセリフから。
- 218p9行目の「逃げ回りゃ、死にはしません!」も同様。
「アトラック=ナ茶っ!」(218p2行目)
- アトラク=ナクアの別読み「アトラック=ナチャ」のもじり。
- ここだけこの読みが使われているのは、おそらくデモンベインの同名の技に引っ掛けてのことと思われる。
- ゲーム作品『スーパーロボット大戦UX』にて参戦した際には、大十字九郎が発動時に「アトラック=ナチャアァァァッ!」、若しくは「アトラック=ナチャ!」と言う。
「無限魚雷発射! グルーン・キャノンもです!」(219p3・4行目)
- その後の説明も含めて、ゲーム「スーパーロボット大戦」のイデオンの武装及びその発動システムから。
- 実のところ「無限ミサイル」なる呼称は、当時のファンによって勝手に付けられたものであり、正式名称自体が存在しない。
いくら無限力がメイン動力源のロボットだからとて、積み込まれたミサイルまでもが無限なわけではないのだ。 - スパロボにおいての技名称は「全方位ミサイル」。その他のファン内通称としては、『伝説巨神イデオン』第14話「撃破・ドク戦法」にて非業の最期を遂げた女性の名を冠した
「カミューラ・ランバン・アタック」など。- +「グレンキャノンもだ!」
魚雷が進む際の海中に残った軌道が、複雑に入り組みすぎて訳の分からない事になっていた(219p12行目)
- 『伝説巨神イデオン』や『超時空要塞マクロス』などでお馴染み、特技監督である板野一郎氏のミサイルの演出。通称板野サーカス。
- 最近ではウルトラマンでも再現されたが、納豆ミサイルと呼ばれる独特の軌道が特徴である。
加速で敵陣に突っ込んで努力と幸運~(220p3行目)
手加減(221p6行目)
- すべてゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズに登場する精神コマンド。手加減は作中の説明の通り。
- 加速は1回だけ移動力が+3、努力と幸運はその直後の1回の戦闘に限りそれぞれ経験値と入手金額が2倍(作によって1.5倍等)になる。
- 移動後使用可能、敵味方識別可能といった特徴から、バンプレストオリジナルロボット「魔装機神サイバスター」のMAP兵器サイフラッシュのことと思われる。
「……ちなみにこのゲージがすべて点灯してしまうとアレなものが発動して~」(220p10行目)
- アニメ『伝説巨神イデオン』より、無限力『イデ』の発動状態を示すゲージ。
- イデが完全に目覚めると生きるもの全てが因果地平の彼方へと消え去る。
『暴れた数だけ優しさを知る』(221p2行目)
- 「爆竜戦隊アバレンジャー」の主題歌の歌詞から。
宇宙最高裁判所とやらにジャッジメント(221p9行目)
- 「特捜戦隊デカレンジャー」から。
『ダゴンナマイハウス』(223p9行目)
ローズマリー・クルーニー(223p10行目)
- アメリカの歌手「ローズマリー・クルーニー」のヒット曲「Come On-a My House」から。
『ダゴンの誓い』(223p13行目)
- 「インスマウスの影」におけるダゴン秘密教団に入団するための誓いと、アニメ「武装錬金」主題歌の「真赤な誓い」から。
- だっだらららったー。
「ステータスで言うと~」(224p6行目から)
- ゲーム「スーパーロボット大戦」の地形適正システムのこと。
- Sが採用されたのは割と最近の作品からで、それ以前はAが最高だった。
「……ゲージが戻ってしまいましたしねー」(224p15行目)
- またも『イデオン』から。イデは生物の防衛本能に起因するエネルギーであるため、追い詰められない限りは出力が上がらない。
- スパロボなどでも敵を一掃してしまうと大抵ゲージが戻る。非常に扱いづらいエネルギーである。
真尋の意識はそこで考える事をやめた。(226p14行目)
- 漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第二部ラスト「そのうちカーズは―――考えるのをやめた」から