ゴシックロリータ[ゴスロリ]@Wiki

ギャルロリ

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hisuzusia

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概要

元々は服装はロリィタなのにギャル的な行いをする者
(主に当時若者文化としてメディアから注目を浴びていた
過度の小文字使用や所謂ギャル文字を使う行為)
に対する批判として使われていたのが始まりである。

当時はロリィタ(ついでに言うと90年代的なサブカル系少女全般も)
とギャルは絶対に相容れない、敵対するものであった為
些細なギャルらしい事でもそれをロリィタが行う事は驚きを与えた。

さらに、2004年前後のロリィタの流行に合わせて出現した、
見た目や言動が
「どうみても元ギャル、あるいは現在もギャルであるロリィタ」
(肌を焼いている、ギャルメイク、髪形の特徴、座り込んで煙草をふかす等)
に対して主に服装や見た目の特徴に対して使われるようになり、
同時に服はデコラティブなワンピースだが足元は素足にピンヒールなど
ロリィタから見てちぐはぐな着こなしも特徴的なイメージとして
指摘されるようになった。
(この頃もロリィタとギャルの壁は厚く、ギャルロリもかなり少数派であった)

2006年以降になるとギャルファッションは多様化し、
またロリィタファッション自体も装飾過剰になり
姫系流行のあおりも受けロリィタの知名度も大幅に向上、
フリルやレースもマジョリティのものとなり、
ギャルとロリィタ両者が近くなった事でこれまでとは全く違った動きを見せてくる。

単なる「失敗したコーディネート」あるいは「ギャルからロリィタへの移行期」
であったギャル的とロリィタの中間のような格好、両者を混ぜたような格好、
つまりギャルロリを「ファッションとして確立」し肯定・提案する動きが
ギャル系雑誌の間で見えてくる。

Vanilla girl等の姫系を扱うギャル雑誌でロリータ特集が組まれ
ギャル専門誌のスナップでも渋谷を闊歩するギャルロリが取り上げられるようになる。
ここで初めて服装としてのギャルロリのジャンルが登場した。

現在使われるギャルロリの定義はここで誕生したギャルロリを差す事が多い為
以下からはこの定義にそって記述する。

具体的な着こなし


服そのものは通常のロリィタファッションであるが、
メイクや小物などにギャルの要素を加えるファッションスタイルである。
ギャルの中でも姫ギャルの影響が大きいため髪は盛っていることが多い。
あるいはディアマンテやラ・パフェ(関連ブランド参照)等の服に
ロリィタのアイテム、そしてギャルのメイク等をあわせている事も多い。
クオリティや素材など高級感や見た目を重視する通常のロリィタに対して
レースの素材や見た目のチープさはあまり気にとめない傾向にある。
が、コスプレメーカーの物を着ていることは意外と少なく何かのブランドや
ブランドネームに拘りがあるのは他のギャル系にも共通する特徴である。

ロリィタから見たイメージ


ロリィタ服にギャルらしいメイクや髪型が合っていないと反論が多いが、
外見に対する努力が凄まじく体型が細いためオタロリよりは好印象と
それに対抗する声もある。
これはロリィタの間だけではなくロリィタでもギャルでも無い層からも
両方の意見が見られる。
つまりロリィタでなくともギャルロリに違和感を感じる者はいるが、
ロリィタの中にもギャルロリを容認する声はある。

それでもやはり容認の範囲内であり、ギャルロリに見られる大半の
着こなしが好ましくないとされる。

原因として考えられるのが、現在のギャルロリの着こなしのほとんどが
「ただ服だけをロリィタにして首から上だけがギャルのまま」というものであり
例えるならこれは甘ロリの服でメイクだけ真っ黒にしたゴシック系メイクを
施してゴスロリというのと同列の強引な着こなしだからである。

その為ロリィタにギャルのテイストを上手くミックスした上での
ギャルメイクであれば映えるのではないかという意見もある。

ギャルとロリィタを上手にミックスしたスタイルを提案するブランドや
雑誌もあり、元々ギャルの要素を潜在的に好んでいたロリィタ愛好家が
従来のロリィタから移行するケースも増えている。

ギャルロリから見たイメージ


雑誌などでは従来のロリィタを正統派として扱い手本とし、
そこにギャルらしさを出すために様々な試行錯誤を試みている。
ギャルロリはあくまで他のギャルとの繋がりが強く、
新宿や地方でいくつかの姫系ブランドがロリィタブランドと
同じテナントビルに入っている事を除いては
文化的にも地域的にも住み分けられているのであるが、
古参のロリィタに好かれないことを嘆く声も多い。

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